女子の体とホルモンの関係を彼氏にもわかってもらいたいシリーズ Vol5 | シャンプーソムリエ関川忍のBlog

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ヘアケアを突き詰めると栄養学にも発展し、現在はオーソモレキュラー療法を基本とした栄養学方面からのスキンケアやヘアケア、ダイエット情報も面白いと思います。

シャンプーソムリエ こと関川忍です。
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世界不思議発見!で注目のアンチエイジング!
太らない、疲れない、老けない・・・

今日は、女子の体とホルモンの関係から少し離れて、今年2015年1月にTBSテレビの「世界不思議発見!」
で特集された最新ダイエット術について記事を書きたいと思います。

この記事の参考文献はこのダイエット術で取り上げられました「ケトン体」の実験をされた順天堂大学大学院 加齢制御医学講座教授/医学博士である白澤卓二先生の著書を参考にしています。

この「ケトン体」は、旧栄養学ではよくない体内物質として考えられていたようですが、最近の研究ではこの「ケトン体」がアンチエイジングにとって重要な物質であることがわかってきました。

このケトン体って何?
って、言う方のために・・・

簡単に言うと、僕たちの体のエネルギー源。

でも、一般的にエネルギー源は疲れたら・・・頭を使いすぎたら・・・
という時に補給するといい「糖質」と言われてきました。

多分、今でも頭を使いすぎるとチョコレートやら甘い物を摂っている方・・・いますよね~。
では、このケトン体と糖質について少し話を変えてみますね。

今週最終回を迎えたTBSテレビの人気ドラマ『コウノドリ』に凄く関係るするお話から入っていきます。


僕も第一子の流産、長女の未熟児出産と奥さんの妊娠中毒症の経験があるので、リアル感があったドラマでした。

このテレビは出産にまつわるドラマでしたが、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時にどうやって成長しているか?ってことです。

当然、胎盤から栄養を摂っているのですが、この栄養源が実は「ケトン体」なんです。
この赤ちゃんの成長と出産については、千葉県市原市の宗田マタニティクリニック の宗田鉄男先生の本で詳しく学ばせていただきました。

ですので、お母さんのお腹にいる赤ちゃんは沢山のケトン体を持っていますし、産まれてからはお母さんの母乳からケトン体をどんどん作ってすくすくと成長しています。

赤ちゃんの成長スピードは言い換えれば新陳代謝が活発ってことです。
代謝がいいのであらゆる臓器(脳も含む)もどんどん成長していきます。

当然、肌もプルンプルンのスベスベお肌!
この時の赤ちゃんの匂いがケトン臭に近いと言われています。

つまり、赤ちゃんの時はケトン体をエネルギー源にして成長しているのに、今の僕たちは糖質をエネルギーにしている・・・?!

正確には、糖質を摂ることを覚えたために糖質でエネルギーをまかなうことに慣れしまったということです。

では、糖質とケトン体ってどっちも出てればいいじゃん!って思いがちですが、糖質が十分な時にはケトン体は使われません。

ちょと話が逸れますが、妊娠すると妊娠糖尿病で苦しむお母さんがいます。
妊娠が引き金となって身体が大きくなって糖尿病と同じ症状になる病気です。

まあ、必要以上にふくよかになりすぎる方ですね。
この症状を治療しつつ胎児も元気に育つのがケトン体を増やすこと!

つまり、糖質を摂らない状態でいるともう一つのエネルギー源であるケトン体が使われ始めます。

赤ちゃんは先ほど言ったように、ケトン体をエネルギー源にして育っています。
お母さんが糖質過多の妊娠糖尿病に成っていても赤ちゃんはケトン体を栄養源にしているそうです。

冒頭でも書きましたが、太らない、疲れない、老けない・・・
つまり、お母さんもケトン体をエネルギー源にしたら妊娠しても過剰に太らなくって、疲れないってことです。

当然、何度も言いますが赤ちゃんはもともとケトン体質なので問題ありません。

そして、人類が誕生した200年前は魚や動物、木の実などを食べていたのでケトン体質だったそうです。
そして、1万年位から人類は農耕を始め、徐々に糖質を摂るようになってきました。

1/200の短い歴史の中で人類はまだ糖質体質に変化しきれていないのです。

特に、糖質の多い「グルテン」はアンチエイジングでは早めに避けるべき成分です。

グルテンとは、パン、ホットケーキ、パスタ、ピザ、麺、シリアル、ケーキ、クッキーなどの主材で、そこに含まれる「グリアジン」という物質は食欲を促進させる働きがありますので、つい食べ過ぎるってことも。

さらに、小麦に入っている「アミロペクチン」は血糖値を急上昇させるため、肌の老化を促進する「糖化(AGEs)」を早めますし、血糖値を下げるためにインスリンが過剰 に分泌され、脂肪を溜め込み、結果として太りやすくなるため、シミやシワといった老化を早めることにもなりかねません。

グルテンを抜くことで血管は柔軟になって血流も良く、綺麗な肌が作られやすくなりますし、自然にスマートになっていきます。

そして、それらを避けることで、赤ちゃんのエネルギー源であるケトン体が作られ始めますので、若々しくなっていきます。

ではここで、チェック問題です!

□何かしらの体調不良が続いてる
□お腹がすくとパンやクッキー、ドーナッツ、おにぎりをつまんでいる
□偏頭痛持ちだ
□たくさん食べているのに痩せている
□下痢と便秘を繰り返している
□牛乳を飲むとお腹をこわす

このような症状があったらグルテン過敏症の疑いがあるようです。

つまり、体が受け付けない反応か、中毒の反応です。

また、糖質は体の中に様々な炎症を起こし、その表面的現れが、全体的にふくよかであったり、痩せていてもお腹だけがポッコリしていたり、肌が荒れやすいなどです。

糖質による肌荒れの代表的なものが「終末糖化産物(AGEs)」で、肌のシワやたるみの一番の原因とされていますが、子供の肌にはほとんどAGEsは有りません。

この糖化反応は糖がタンパク質・・・特にコラーゲンが一番の犠牲になりやすいのですが、これらを劣化させていきます。

これを別名「メイラード反応」といいます。

AGEsは30代くらいになると蓄積量が増えてきますので、美女年齢35歳が勝負歳ですので、30代に成ったら糖質の過剰摂取は考えたほうがその後の美貌を左右します。

そして次のことに当てはまる覚えはないですか?
□好物はカレー、牛丼、ラーメン
□朝食はシリアル系
□加工食品生活
□食後に強い眠気に襲われる
□イライラすることがよくある
□ダイエットしても痩せられない

これらに覚えがある方は体内炎症を起こしている可能性があるようです。
特に小腸の炎症の可能性がありますので注意が必要です。

これでは、いくら上質な恋をしてホルモンのバランスを整えようにも、グルテンが邪魔をしているので、なかなか効果は出にくくなってしまいますし、更年期だって辛くなるのが目に見えています。

また、これらの炎症を抑えるにもケトン体が使われますので、ケトン体をたくさん作るれるようなものを摂るといいです。

ケトン体は脂肪酸から作られますので、この脂肪酸を摂るには「ココナッツオイル」「オメガ-3」が適していると言われています。

今回は、ホルモンバランスをよくしようにも邪魔なものを摂りすぎて結果が出にくいと困りますし、ケトン体がこれから面白いのでお話しさせていただきました。

綺麗を手に入れるために先ずは14日だけでもやってみてください!
違いが出ると思いますよ~






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