シャンプーソムリエ こと関川忍です。
界面活性剤の「ラウレス硫酸Na」がネット上で非常に危険視されています。
中には、発がん性物質との評価をされている方もいらっしゃいます。
確かに、原料メーカーさんのデータを見ると中には細胞毒性が高いという数値も出ております。
では、本当に発がん性物質なのか?
実はラウリル硫酸Naは1970年代に発がん性が指摘され厚生労働省によって調査が行われております。
また、東京都立環境衛生研究所、米国化粧品工業会、カナダ健康省、米国癌学会でも行われましたが、科学的、医学的な根拠がないく、発ガン性の可能性は無いと結論づけられています。
多分、どこかのメーカーさんが自社商品の安全性をアピールするために、そういった話をしているのではないでしょうか?
しかし、事実は違っています。
また、石油系合成防腐剤としてパラベンやフェノキシエタノールを危険視されている方もいらっしゃいます。
ですので、それらが配合されていないものを選ぶことをお勧めされていますが、これも逆です。
それ以外の防腐剤は保湿剤や乳化剤(界面活性剤の一種)に多少防腐効果があるものを代用として使用するケースがあります。
当然、防腐効果が低いので雑菌が入ったらあっという間に菌が繁殖してしまいます。
・・・ただし、目では見えないので菌だらけの化粧品を使うこともあります。
また、鉱物油等もそうですね。
大昔、は原料の精製技術のレベルが低かったので確かに肌トラブルを引き起こしていた原料もあります。
しかし、肩から携帯電話を下げていた当時と、今の携帯電話を見比べて頂ければイメージがつき易いかと思いますが、それくらい原料の精製技術や配合コントロールが確立してかなりグレードが上がっています。
モノを売らんがために誰でも知っている成分を憎むべき敵に仕立て上げる商法
あたかも専門家のように語っているモノ売りサイト
・・・でも情報が古過ぎ(汗)
そんな、方々の情報が今市場を混乱させています。
こんなこと書くの辞めて~って思う方もいらっしゃるかも知れませんが
ボクは、事実を知って頂きたい、そしてその上で化粧品を正しく選んで頂きたい。
そう考えていますので、情報を公開しています。
また、正しい情報が知られることで化粧品メーカーさんも
安全性が高く使える原料を市場イメージを気にせずに使うことができるので
結果、いい商品が市場に出てくる機会が増えると思います。
危険を謳うより、正しい化粧品の選び方を消費者の方には伝えて欲しいものですね。
ブログがなかなか書けない・・・でも
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以前、本ブログをお読み頂き、熊本の有本氏(ボクの師匠)へ、頭皮や髪のご相談を頂いた女性の方。その後の状態はいかがでしょうか?有本氏が気にかけられておられますので、お手数ですが、ご連絡を入れて頂けます事をお願い申し上げます。
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