シャンプーソムリエ こと関川忍です。
先日の事、ある大手化粧品メーカーS社の元研究員の方との面談がありました。
最近、こういうセッティング多いんだよね~と思いつつ、どんな話が聞けるのか?
その方の会社へお邪魔させて頂きました。
冒頭に、日経新聞に記事として取り上げられた誰しもが知っている市販のシャンプー3種の記事の内容について、ライターさんの偏りについて、作り手として率直な意見を言われました。
しょせんは何れも同じ高級アルコール系であて、こういうシャンプーで毎日頭皮や髪を洗うのは賛成出来ないとの強く主張をされていました。
また、トリートメントについて面白いご意見を頂きました。
トリートメントの有効成分がありますが、実際のところそれらが髪に吸着し効果を発揮しているのかは実際には誰も検証していないとの事。
つまりは、1原料の効能効果を期待した製品特徴であって、結果が伴っているというデータはそれぞれのトリートメントには無いという事です。
さらに、流す事で何が髪に残っているのか?
それさえも分かっていないようなのです。
何故なら、髪に残留し、トリートメントとしての働きを多少なりともしているのが全体の1%程度だからだそうです。
その検証は行われた末の答えのようでした。
であるならば・・・
ここで、ボクのヘアケアの概念に合致する答えがその方から出て来たのです。
そう、洗い流さないトリートメントであれば有効成分の残留が確実であり効果が期待出来るとの見解をされていました。
ボクは、このかたも同じ考えでいたのか・・・。
って、少しホットしました。
大手S社で長年研究をされていた方が、トリートメントと言う製品特性の検証をした上でのご意見でしたので、なおさら、ボクにとっては大きな裏付けになりました。
その他、様々なお話をお聞きしつつ、お互いのヘアケアの考え方の意見交換が出来ました。
これからのヘアケアの概念というモノは何なのか?
もう少し、ボク自身も探求しなければと思いました。
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