シャンプーソムリエ こと関川忍です。
美容師さんの仕事と言わず、どの職業も努力すれば報われることは沢山あります。
技術もそう、人間関係や販促もそう。
しかし、以外と努力されていないのが、そこで働くスタッフさんへの環境改善。
その環境改善が遅れている影響で、手荒れでこの業界を惜しくも去る若者が後を絶ちません。
こんな素晴らしい職業を志してくれた若者が、手荒れで業界を去るという悲しい現実。
ボクは、この現実を変える事が出来なければ
「美容師って凄く良い仕事ですよ!」
って、胸を張って若者に言えません。
・・・本当は世の中にとってもの凄く貢献度の高い職業なんですが・・・。
そこまで手荒れを何とかしたいと思うのは、実はボクの妻もその犠牲者の1人なんです。
一緒になる前の当時、彼女の家にいった時、突然彼女がキッチンへ行き
しばらく帰ってこない事がありました。
ありにも遅いので見に行くと、目の前に信じられない行動をとる彼女の姿がありました。
なんと、コンロの炎で自分の手のひらを焼いていたんです。
何をやってるの?!って駆け寄ると、手がもの凄くかゆい時は、冷やすよりも熱した方が楽になると彼女は言いました。
こういった事をセミナー中にお話しすると、頷く美容師さんが沢山います。
世間からしたら異常な世界です。
特に手荒れが酷い方は、腕全体にまでそれが広がっています。
グーをするだけで、指の関節の皮膚がさけ、血がにじみ出てくる。
寝ている間に無意識にてをかきむしり、目覚めると手が血だらけになっている。
お湯がしみる、お箸が握れないetc・・・。
それでも、仕事をやり続けるので、長期間それに悩まさせ、睡眠不足や神経も病んできます。
この異常な手荒れの主な原因は周知の通り、使用する「シャンプー剤」と「お水」。
つまり、美容室で使用するシャンプー剤とお水を変える事で、手荒れで悩む美容師さんの人数は激減するのです。
手荒れが原因で志半ばで美容師を諦めてしまう若者が減るんです。
このたった2つの改善ですが、残念な事にここに着手する美容室経営者の方が以外に少ないんですね。
特に美容室の業務用のシャンプーは市販品と変わらないグレードのシャンプーを使用し、少しでもコストダウンをするという悪しき文化が根強いからだとボクは感じています。
髪を洗うという行為は古来神聖なる清めの行為でした。
実際には、施術に入る初めての行為ですので、神聖なる行為ではあるのですが、その髪を洗う意味あいが疎かにされています。
神聖なる行為を日々行うに当たり、手荒れはあってはいけないのではないでしょうか?
やはり、美容室での手荒れは異常現象です。
そのために、ボクはシャンプーやお水に拘りつづけて来ました。
今では現場でも結果が出始めていますが、それでもまだまだの方もいらっしゃいます。
今後は、表面のケアだけではなく、体質改善によるインナービューティーも視野に入れ手荒れを無くしていこうと考えています。
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