1月26日 1 清らかな心と体を守るために・・・そのような作品を! | いざら手記

いざら手記

アクセサリー作家勇良啓介の日々の想いを素直につづったものです。

1月26日 1 清らかな心と体を守るために・・・そのような作品を!

 

今最も想いを持っているのは、周りの人の命を大切にすることです。

 

もちろん、自分の命が最も大事と言いたいところですが、同じように周りの人が健康で生きていなければ、自分の命も危ういと実感しています。だから、周りが大切なのです。

 

今回は、その意味をあえて深くは言いません。ただ、自分がその意味を実感しなければいつまでも自分勝手になるような気がします。私の周りにもそのような、自分本位の人が多くなったことを感じます。

 

だから、このようなものを作ろうと思いました。もう一度自分が人間として、正しいものを守っているのかを確かめたいと思ったからです。そして、その大切な心を守ることが、体を守ることだと思ったからです。

 

今日の作業は、とても腰が痛くなりました。同じ姿勢で、力を入れなければならなかったからです。

 

では、その作業の様子をどうぞご覧ください。

 

ここに写っているのは、ミラー2種とブレスと型紙です。今回の作業はブレスを外さなくてはできないことです。

 

まず2種のミラーを直径50mmの円に切ります。

 

この作業が大変な苦労です。物が、ガラスだけに、ハサミで切るわけにはいかないからです。当たり前ですが・・・

 

まずは、ガラスカッターで、大まかに切ります。今も言いました通り、普通のハサミではありません。

 

工業用ダイヤモンドビットが先に着いたスティックで、ガラスにヒビをいかせ、要らない部分を割って取り除いていきます。つまり、窓ガラスを作る時の要領です。

 

これが割り取った後のミラーです。やはり、ガラスですから、手を切る可能性があります。気を付けなて、次の作業に移りました。

 

 

今度は、周りを、さらに細かく、特殊なザグザグ(ドイツ製)という工具で、割り取ります。

 

 

ガタガタはしていますが、ある程度、型紙の円の形が見えてきました。じつは、この時が最も危険な時です。周囲に触れようものなら、手がすぐ切れてしまいます。

 

 

次に卓上ルーターにより、完全に円にします。

 

 

そして、こうなりました。まあまあのできです。この時に腰が痛くなるのです。完全に円にするのは難しいと感じるのもこの時です。また、ミラーは裏に鏡釉薬を付着させているので、それをはがさないようにするのが、また、一苦労です。乱暴にするとすぐにはげてしまいます。

 

ここには2種あります。一つは、片面鏡、いわゆる普通の鏡です。もう一つが少し特殊なのです。マジックミラーです。

 

表側はほとんど変わりません。

 

 

裏が違います。

 

つまり、この2種の鏡が作品になった時に、自ずと仕上げが違うことになります。

 

マジックミラーの方は、下のデザインにすることを決めています。

 

ヒマラヤ水晶デザイン

 

絵にすればいいのですが、ガラスにカービングすればどうなるでしょう?

 

そして。普通の鏡のデザインはあまりはっきり決まっていません。

 

 

花のような蝶です。まだ、改良が必要です。

 

そして、今日は、このガラスアートはここまでです。

 

もう一つ、やらなければいけないことがあります。

 

それは、昨日の木片の加工です。

 

これは、木工用のハンドルーターで削ります。

 

 

木は、木です。何の形でもありません。タダエネルギーの強さを表現しました。だいぶエネルギーがみなぎってきたように自分では思っています。どうでしょうか?

 

これは、日によって、作業をすればするほど形が変わっていくと思います。自分でもわからないのです。感性にまかせたものだからです。だから、何になるかもこの段階では言えません。

 

今日は体力の限界まで作業をしました。たまにはいいでしょう。しかし、無理はダメです。理が無いと言いますから・・・

 

明日も頑張ります。