お越しいただき、ありがとうございます。
前回から私の人生について振り返っています。
前回は
心ときめく先輩との待ち合わせ(28)
のお話しでした。
今回は、
目を見て話すことができない、初めてのデート(29)
のお話しです。
会った瞬間、目が超綺麗でハンサムだったので、
私の母の友達の息子さんを好きになりました。
一目惚れです。
先輩のお母さんと私の母は同じパート先で、
家族ぐるみの付き合いをしていたので、
何かと色々なチャンスがありました。
母からお使いを頼まれて先輩の家に行ったり、
年賀状の返信をもらったり、
想定外で、先輩は私にバレンタインデーのお返しをしてくれました。
私の母と先輩のお母さんがお友達だったので、
私のことを好きではなくても、むげには扱わなかったと思います。
私が中1の時に先輩に一目惚れをして、
それからあっという間に時は経ち、
私は中3、先輩は高2になりました。
私が先輩を誘った初めてのデートは、
汽車で繁華街まで行って、映画を見る予定でした。
ドキドキして待ち合わせをして、
先輩をまじかで見ると、
やっぱり抜きん出てハンサムだ!と思ってしまいました。
何を話していいかわからない私を、
先輩は声かけて誘導してくれました。
先輩と駅まで歩いて行って、繁華街までの切符を買い、
汽車に乗り込みました。
繁華街までは、1時間ちょっとかかります。
乗り込んだ汽車は鈍行列車でした。
私と先輩は、4人座りの席に向かい合わせで窓際に座りました。
汽車の窓から見える風景が、きらきら輝いて見えました。
そして私は、先輩と何を話していいかわかりませんでした。
なぜなら、同じ学年でもなく、同じ学校でもなく、
共通項はお互いのお母さんが友達と言うだけ。
つまり共通の話題を思い出すことができませんでした。
そして、夢にまで見た憧れの先輩とのデート、
今現実に実現しているのに、
話す準備もできていない自分に、
やらかした!と思ってしまいました。
きっと先輩も同じ気持ちだったのかもしれません。
私との共通の話題もなく、
会話が発展するということはありませんでした。
お互い2人、目を見て話すことがなかなかできず、
ずっと汽車の窓の外の風景を眺めていました。
それでもお互い、たまにちらちらとお互いを見る事はありました。
そして時折、
先輩が私と目が合うと、深々と帽子をかぶる仕草が印象的でした。
先輩が帽子を深々かぶると、私
は先輩の目がどういう目になっているかはわかりません。
結局一時間ちょっとの間、
汽車で窓の外の風景を見るだけで、時間は過ぎていきました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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