お越しいただき、ありがとうございます。
前回から私の人生について振り返っています。
前回は
驚愕！先輩から来た、デートの日時の連絡(27)
のお話しでした。
今回は、
心ときめく先輩との待ち合わせ(28)
のお話しです。
会った瞬間、目が超綺麗でハンサムだったので、
私の母の友達の息子さんを好きになりました。
一目惚れです。
先輩のお母さんと私の母は同じパート先で、
家族ぐるみの付き合いをしていたので、
何かと色々なチャンスがありました。
母からお使いを頼まれて先輩の家に行ったり、
年賀状の返信をもらったり、
想定外で、先輩は私にバレンタインデーのお返しをしてくれました。
私の母と先輩のお母さんがお友達だったので、
私のことを好きではなくても、むげには扱わなかったと思います。
私が中1の時に先輩に一目惚れをして、
それからあっという間に時は経ち、
私は中3、先輩は高2になりました。
そして私は何を思ったのか、先輩を夏休みデートに誘いました。
そして先輩は私の家に電話をしてきて、
待ち合わせの時間と場所を伝えてくれました
。
とりあえず最寄りの駅の近くの、
ゲームセンターで朝の10時に待ち合わせして、
駅から汽車に乗って1時間ほど離れた街の中心部に行って、
映画を見ることになっていました。
もちろん私は、浮き立ってしまって、
何を着ていこうかソワソワ考えていました。
それほどお洒落上手でもなかったのですが、
一生懸命考えて、
買ったばかりのおろしたてのTシャツとスカートを着ることにしました。
そして待ち合わせ場所に指定されたのは、
私が行ったこともないゲームセンター。
ただ、近所の男の子たちはよくここでたむろして、遊んでいたようです。
ここに来れば、誰かと出会う、と言うような場所だったと思います。
そして私が10時前、ドキドキしながら、待っていると、
先輩が早歩きで、私の所にやってきました。
先輩はジーパンにTシャツ、そしてキャップをかぶっていました。
そして先輩は、私に、
「○○ちゃん、待った？」と声をかけてくれました。
帽子の下から色黒い肌と白い歯が浮き立って見えました。
「いえ、全然。」と私は言いました。
もう私は先輩が、私のためだけに、時間を作ってくれた。
会ってくれた。
それだけで胸いっぱいになり、
頭が真っ白になり、何を話していいかわかりませんでした。
それから先輩は、
「じゃあ、駅まで歩こうか。。。」と言って歩き始めました。
私はドキドキしながら、先輩の後ろを着いていきました。
自分から先輩を映画に誘ったくせに、
先輩を楽しませるようなおしゃべりもできませんでした。
ただ、先輩をまじかで見て、
やっぱり本当にハンサム！かっこいい！
と思いました。
私が知っている男子の中で、
突き抜けて、先輩はハンサムでカッコいいです。
桁違いです！
その衝撃が、
何十年経っても私の人生の1ページにくっきりと刻まれています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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