お越しいただき、ありがとうございます。
前回から私の人生について振り返っています。
前回は
夏休み、先輩を見れるのは夕方の団地公園⑥
のお話しでした。
今回は、
夏休み私の弟と虫取りに行った、憧れの先輩⑦
のお話しです。
会った瞬間、目が超綺麗でハンサムだったので、
私の母の友達の息子さんを好きになりました。
一目惚れです。
憧れの先輩は、2つ上のため、中学校ではなかなか接点がありません。
強いて言えば、テスト中の下校時間に、
先輩の後をこっそりついていくことが、先輩を見ることのできるチャンスでした。
夏休みになると、全く接点がない、と言うわけではありませんでした。
なぜなら、先輩のお母さんと私の母は同じパート先で、
家族ぐるみの付き合いをしていたからです。
しかも家も歩いて5分の近さで、
外を歩くと先輩を見かけるチャンスは結構ありました。
そして夏休み、私がひそかにワクワクすることが起こりました。
私には関係なないのですが、
遊び好きな先輩は、カブトムシを取るのが得意だったみたいで。
当時私の弟は小学校2,3年生。
丁度カブトムシやクワガタに興味を示す時期で、
虫の図鑑を買って読んだりしていました。
この様子を母が先輩のお母さんに話したかどうかはわかりませんが、
先輩が私の弟を虫取りに連れて行ってくれることになりました。
とり方にコツがあるようで、
取りに行く前日に、
雑木林のある所に、虫たちが好きな蜜を仕掛けるそうです。
そして翌日の朝3時、
その場所に行くとカブトムシやクワガタ虫が沢山取れるということでした。
直接私は関係ないのですが、
先輩が私の家に弟を迎えに来て、虫取りに連れていってくれる！
なんだかとってもワクワクしました。
私が会うわけではないのにね。
そして先輩は、自転車で弟を迎えに来て、
雑木林に、蜜を仕掛けました。
そして夜中の三時にまた、懐中電灯を持って自転車で弟を迎えに来て、
雑木林に虫取りに行きました。
確か朝6時ごろ弟が戻ってきました。
もう虫かごに、沢山カブトムシやクワガタが入っていました。
そして何気に、弟に虫取りどうだった？
と聞いてみました。
弟は「○○君、優しくて、色々教えてくれたよ。顔もかっこいいよね。。」
と言いました。
私は全く関係ないのに、
先輩の話を聞くだけで、もうお腹がいっぱいで、
ますます先輩への憧れを強めていきました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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