お越しいただき、ありがとうございます。
前回から私の人生について振り返っています。
前回は、
羨ましかった、転校生の才能
のお話しでした。
今回は、
妖精のような転校生、モテまくる
のお話しです。
中学校2年生の時、北国からやってきた妖精のような転校生と、
私は仲良くなりました。
とにかく転校してきた時は、
自分達の住んでいる雰囲気とは違う、
北国暮らしの風貌にクラスのみんなは釘付けでした。
そんな彼女と仲良くなり、中学校3年でクラス替えもあったのですが、
またこの転校生と同じクラスになりました。
よって引き続き私は中学校卒業まで、この転校生と付き合うことになります。
中学校3年ともなれば、みんな異性を意識して、それなりの恰好をする子も多く。
特に、不良グループの女子は、髪を聖子ちゃんカットにし、
休み時間になると、長いプリーツスカートのポケットから、
櫛を出し髪の毛を流していました。
また、色付きリップをつけるようにして、異性の目を引く子達もいました。
そして、中学3年になった途端、
私と付き合っていた転校生はモテ始めました。
クラスのうわさで、
男子のほとんどがこの転校生に好意を寄せていることが判明し、
数人からこの転校生は、告白のお手紙をもらうようになりました。
振り返ると、見てくれはもちろんのこと、
その性格も人気の秘密だったと思います。
見てくれは、北国育ちの色白さ。
髪の毛は地毛でも薄茶色で、ストレートで、艶々していた。
そしてどんな時もいつも笑顔で、笑っている。
このような雰囲気が、恰好つける不良女子と比べると、
純真で上品な雰囲気が何とも言えない魅力だったと思います。
このような雰囲気を持つのは、学校で彼女だけでした。
側にいたこの転校生が、急にモテ始めて、
私は自分も嫉妬するかも?と考えていましたが、
全くそのような感情はおきませんでした。
私はモテないこともわかっていましたし、
好きな人に好かれればそれでいいと思っていました。
また、ずっと付き合っていた彼女の性格の良さは、
全く私に彼女への嫉妬心を抱かせることはありませんでした。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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