今回は日本の玄関口羽田空港のお店のお話です。
羽田空港の第1ターミナルには、お寿司の老舗の支店が入っていますが、第2ターミナルには、天ぷらの老舗「天政」の支店が入っています。
「天政」は神田で創業し、今は丸の内ビルに入っている老舗の天ぷら屋さんです。その天ぷらが羽田で味わえます。空港は時間のない人が多いので、「天丼」が主流ですが、ちゃんと天ぷらのコースを食べることができます。
職人さんが一つ一つ揚げる天ぷらをカウンターで頂く。コースは8,800円と本格天ぷらとしては非常にお安い設定となっています。
下の写真はアオリイカですが、絶妙な火の通り具合です。衣はサクっとしていて、揚げ方もさすが老舗の職人さんです。
そして、冬のスペシャリテ。白子の天ぷらの雑炊仕立て。金目鯛の出汁で目の前で雑炊仕立てにしてもらえます。これは、丸の内の本店でも同じ時期にしか食べられない季節限定品です。天ぷらのコースの〆としては珍しいパターンではないでしょうか？
コースを頼んでも、お好みで追加の注文もできます。
時間のないお客さんには、それなりに急いでコースを仕上げることもできるとおっしゃっていましたが、ここは、手荷物検査締め切り90分前にはお店に行った方がゆっくりと楽しめると思います。
もちろん、これだけを目的に羽田に行くのも良しです。事実、そういうお客さんもいるようです。