4月17日から建長寺の拝観料が500円になりました。これを機会に拝観料をアップさせるお寺さんが増えるかもしれません。
お寺さんにはそれぞれの事情があるでしょうから、これについて何かを言うつもりはありません。
我が家の菩提寺である安養院は相変わらず100円ですし、護持会会長をつとめる大船観音寺も300円のまま据え置くことになったそうです。
「坊主丸儲け」という言葉があったり「宗教法人に非課税枠」があったり、何かと金銭に関してはグレーなイメージがつきまとうお寺さんですが、その内情も様々だと思います。
北鎌倉から鎌倉にかけてのゴールデンルート上にあるお寺さんが多少参拝料を値上げしても、観光客はだまって拝観料を支払うと思います。(多少の文句は出るでしょうが)一方、そのルート上にないお寺さんの場合は参拝料の値上げによって参拝客の大幅な減少が懸念されます。
鎌倉にとってお寺さんは無くてはならない存在です。今回の参拝料値上げを発端として市民と、そして行政や議会との軋轢が生まれないことを希望します。