ギターの音がほどよくエロくて、演奏された曲が "The Christmas Song"。
トークは苦手、と終わったあとも苦い顔をしていたけれど、
私はこの人の声が、話す声も歌う声も、とても好きだ。
その人が友人と何気なく談笑していて
たまたま通りかかった時に聞こえてきたその話し声にさえドキッとするくらいなのだ。
この人の声は、私の聴覚の機能すべてを、性感帯に変えてしまう…ってアホか、おれは。でも本当。

ラジオの仕事で久しぶりに会った、今日はその人のバースデーでした。
帰り際に「ハッピーバースデー!」といいながらちょっとしたプレゼントを渡したら「(誕生日だって)知ってたの?」驚きながら喜んでくれた。




そんで。
ラジオ局にむかう途中。25時近く。
「とある人」からメール。
昨日初めて雪が降ったそうです。
クリスマス、のことが書いてあった。               どうしようか。 
「とある人」と行った2軒目。カクテルバー。
私がつけていたピアスを見せてほしいというので外して渡す。
戻してもらう時に留め金を落としてしまった。

「とある人」は「絶対見つける」と言って店の床に這いつくばって探しはじめて、
それを見ていたお店の人まで懐中電灯もちだしてちょっと大げさなことになってしまったので
「留め金だから代わりはあるので見つからなくても大丈夫だから」と席に戻るよう促す。

翌日、「とある人」から「渡したいものがあるから」と言って仕事終わりに会社近くの喫茶店でおちあう。
すると昨晩なくしたピアスの留め金を持ってきてくれていた。
夕方、昨晩の店に行って探してくれたんだそうな。

ちょっと予想はしてたけど、こんなことまでしてくれてこの人ってなんて優しくてヘンな人なんだろうと思った。

喫茶店で私がオーダーしたチェリーティーのカップにほんのりピンク色のついたハート型の砂糖が入っていてすこし恥ずかしかった。
heart

その「とある人」、小指に私が昨晩もらったものと同じ指輪をはめていた。ペアリングになってしまった。
夕方。 「運命が新しい方向に動いている」と思った、「とある人」と食事の約束、新宿にて。
お会いするのは5か月ぶり。
なんで今なのか、やっぱり分からない。なんで突然会いましょうなんてメールくれたのかまったく不思議。

銀色のビニル袋を鞄代わりにもう5年とか10年とか使っているらしい。
変わってる、と思う。なんかほんとにどっか変。

予約席は窓際のカウンター。で、目の前には新宿歌舞伎町のシュールな夜景。
美味しいお酒とおつまみ。

それぞれのいろんな身の上話。
おかしな人、と思う。思い出すとちょっと照れる。

途中。その人がお手洗いに立ったすきに、自分をふったオトコのことを考えてしまう。
戻ってきたその人はそれを察したのかどうなのか、突然座る場所をかわろうという。「リフレッシュ」などと言って。

変な人、だとまた思う。でも面白い。

この人とにかく多趣味で、絵描いて海外で個展やったり瞑想してたり宝石鑑別士の資格持ってたり、アクセサリーのデザインもしてたり、自分の惹くギターはエロギターだとか言ったり、私が好きなピアニスト南博のその師匠のジャズミュージシャンの音源聴いていたり、意外すぎて私は話のひとつひとつに驚いてばかりだった。

金のリング、その人が小指につけていたもので、アクセサリー作った時にあまったものをちょっと曲げて指輪にしたんだそうで、それがとても可愛かったので目で「ほしい!」と訴えてたらそれが通じたようであっさりプレゼントしてくれた。
薬指にぴったりだったのでずっとはめています。右手に。
あるイベントのお手伝い。
その後朝まで打ち上げ。
飲みの席でやっぱり出てきた彼の名前。
「ほんとは来るって言ってたんだけど、体調悪くて来られないって…」と彼のスケジュールを管理しているある方がそう言い、思わず、朝方、携帯メールを出してしまった。
お酒が入ってたせいもある。
病気再発。
お見舞いメール。早くよくなってくださいね、と。

わたし、まだ好きだ、と、思った。
自爆した日と同じ道を自転車を漕ぎながら。

返事はない。

引きずったような感情のまま翌日夕方近くまで眠った。

最近まったく絵を描いておりません。
そのほかのものに興味を持ってかれています。

まずは編み物。マフラー完成しました(キャ!)。
muff
考えてみたら自分のために編んだのって初めてかもしれない。表地と裏地が違う毛糸で編んであるのですよ!

ボタンで留められます。表地の色が紫、黄緑、アイボリー、水色の混合色毛糸でかわいーんですー。今冬大活躍しそうです。フフ。

それから頂き物のリンゴでなにか美味しいものを作りたいと思い、はじめてのアップルパイに挑戦。あ、パイ生地はカルディで冷凍のを購入したんでらくちんだったのですが。
焼く前のアップルパイさん。
pie

そして! ジャーーン!
pie2
おいしそーでしょ。おいしかったですよー。
リンゴは白ワインと水と砂糖で煮詰めて、お約束通りシナモンパウダーふっかけました。

たのしーーーですー。次はニット帽を編みまーす。
「運命が新しい方向に動いている」と思った、「とある人からのメール」に返事を出しましたが
その後なんの音沙汰もありません。

フ。

先週、自爆した彼の参加するイベントへ行き、
彼の姿を約2か月ぶりに拝見しました。
相変わらずの髪の色。でももう地毛の色が目立ちはじめていました。
好きだった人の声とか奏でる音とか。
どう感じたらよいかわかりませんでした。
ああ、素敵ですね、とか、ああ、こんなんだっけ、とか、大げさな感情はもてず、この人私の好きだった人、と事実だけを思い起こしてみてました。

これから自分の思いはどこへいくんでしょう。

今後のことはまるでわからん。恋できるかしら。なんつって笑。

今はね、編み物とか来年のイベントのこととか、カラーセラピーとかカウンセリングとかそっちのほうで、時間を使っている。
多分動き出している、新しい方向に。

このブログには登場していない、とある人からメールがきた。
20時16分。

差出人の名前をみて、かなり動揺した。
昼間に下記のブログの出来事で涙腺が緩んで平常心に戻りかけたころに
そのメールが来て、自爆から今日までのことが溢れるように思いだされて、
今日来たメールにどうして、今、なのか、でも、それもやっぱり考てみると
そういう流れだったんだろうな、としか思えなくて。

そのメールがとてもとてもありがたく感じられてまた涙腺が緩む。
まわりに誰もいなかったらワンワン泣いてたと思う。
会社のベランダに出て煙草吸いながらそれをこらえた。

そのメールにはまだ返信できていない。
これから先どうなるかなんて全くわからないのだけど。
新しいパスケース買ったら新しいパスポートの発券票が付いてきたって感じ。

今朝、なんとなく「あ、今日24日か⋯いいことあるんだ、きっと」とふと思ったんです。
自分の生まれ日である24という数字が好きなのです。

偶然なんてない。

thanks my Spiritual Guide.


打ち合わせの帰り道すがら、とあるファッションビルに立ち寄った。
入ってすぐパスケースを物色していると店員さんに「こんにちは」と声をかけられる。
珍しい店員さんだな、普通「いらっしゃいませ」じゃないか、と顔を上げると知った顔。
彼のバンドを手伝っている女の子だった。
あまりきちんと話したことはないのだけど、お互い何度も顔を合わせてはいるので
「どうも」といった感じでなんとなしに言葉を交わす。

「このあいだ、いらっしゃってませんでしたよね?」
ああ、自爆から一か月後のイベントのことだと気づき、
そうそう、なにか他の用事があって行かれなかったんですよ、と笑って返す。
嘘をついてる自分が可笑しかった。

そして、自慢気に「(彼に)今日○○さん(私のこと)に会っちゃった、って言っときますよ~!」
と、まあ、また、そしていまだに(この子も、彼が私のこと好きだと勘違いしている)発言が飛び出す。
苦笑っていうのはこういうときにピッタリだわ、と思いましたね、はい。

まあ、確かにね、一時は彼も私のこと気にかけていて
それを回りの人達に話したりしてたのでしょう。
だけどその後二人の関係はなんの進展もなく、しかも私を振ったことなんてそうそう言えないしね。

「実は私振られたんです」って言ったら、あの女の子はどう反応したかしら⋯
なんて少し考えてみた。
あとで事実を知ったら「まずいこと言っちゃったー」とか思うかな。
まあどうでもいいな。

終始、笑顔で会話して、とても綺麗な色のヘビ革のパスケースを購入し、
「じゃあ、また!」と店をでる。

思わずため息。そのあと電車の中で泣きそうになる。

これ、もう1か月前だったら、きっと話しながらその女の子の前で涙ためていたと思う。

でももうその時期は過ぎていた。

よかった。

自爆から2か月め。日曜日。仕事で蓼科のリゾートホテルで過ごしていました。
ホテルの部屋はあまりにもゴージャスで、イタリアンのコース料理もおいしく、
どの景色もきれいで、今日が「2か月め、ね」ということをほとんど意識せずに過ごせたような気がします。

chapel

自爆の翌日、突然食事に誘ってくれた子、1か月めの日にメールくれて一緒に遊んでいた子、2か月めの日の数日前に「日曜日、家にきませんか?」と誘ってくれた子、これ全部一緒の女の子。
コイツやっぱただの偶然じゃないでしょ、と心から思った。

で。
ずいぶん楽になったような気がする。

先週、彼も関わるイベントのことで、どうしても確認しておきたくて
何日間か迷った挙げ句、とうとうメールを出した。さて、彼は返事をよこすだろうか、とすこし気にしながらその日はメールを送信後、すぐに寝た。

翌日メールボックスを開くとその数分後に返事がきていたようだった。

いたって普通の返事。
あら、と思ってメールをみると、確認事項もオッケーで、よかった、と思った。
そのイベントの前日は実は彼の誕生日だということが書いてあった。
「そんなの知ってるよ」と一人で笑ってしまった。一年があっという間だと書いてあった。

そこでふと、「あ、この人、怒ってない…」と気付いて、ホッとして少し力が抜けた。
彼がこの2か月何を考えて過ごしたか知らないし、
私が泥酔して迷惑かけたことなんてとっくに忘れてしまっているかもしれない。
また、彼の中では、ああなるまでの、私と会ったことや電話で話したことや、それらがすでにすべて無かったことになっているのかもしれなかった。

そう思うとそれはとても悲しいのだけれど、それを-時間の経過を-受け止めよう、そして私もいずれ忘れていくのだろうな、と感じた。

今日だって、駅で同じ色の髪の人を見かけると、少しドキとした。
けれど、私は、今、彼の髪が何色なのか知らない。そういうことなんだと思う。

この2か月は本当に長かった。振り返ってそう思う。

tateshina
もう忘れて、他の人や他のことを考えている時。
「ああ、これなら大ジョブ、ちょっと連絡しなきゃならない用事もあるし、
連絡とる気になれば全然フツーに対応できるな」。
自信あった。

ふとしたことで突然動悸が激しくなるような気分に襲われる。


またある時は、もしかして新しい恋が始まったりなんかしたらどうしよう。
なんて心が弾んでいるようにも感じたられた。

「ふとしたことで突然動悸が激しくなるような気分に襲われる」ときには
もう新しい恋なんて他の人なんて全然お呼びじゃない。
全然足りない。全然足りない。


もうすぐ二か月なんですよ。
もう半年位たっているよな気がする。
まだ二か月しか経たない。

でもなあ、私がんばっていると思う。

外ではあまり感情さらけ出してないよね、それがよくないかも。


このあいだ飲んだ相手に今までよりも詳しく自爆話を打ち明けた。
話しながらなんでこんなことを話しているのか恥ずかしくなって
途中端折りながら適当に済ませた。
その人はそれを聞いたあと、「じめじめしちゃったね」と
そして「(話したことで)楽になった?」と聞いてきた。
その言葉に、なんだか、自分が優しく包まれているようで
とても気が安らいだのを感じた。あの感じはずっと心にとっておきたい。

波が、大きいのも小さいのも、いろんなのが絶えず騒いでいる。