買取方法は2種類 | 笑顔の家計を目指すママFP

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だんだんと夏の暑い日が近づく一方で、
7月の電気料金値上げも気になるところ。
来年4月からの消費税アップとあわせて
ダブルで家計に影響を与えそうですね。


電気料金を削減する方法としては、
省エネ機器を使う、無駄な電気の使用を
削減するなどが一般的ですが、
自然エネルギーを使うというのも一つの方法です。

家庭で使用できる自然エネルギーとして
一番身近なのが太陽光発電
たいよう
東日本大震災以降自然エネ
ルギーへの関心が高まり
家庭への普及率も高まってきました。

今後も電気料金値上げ消費税アップ
対策として太陽光発電を導入するのも一つの方法だと思います。

そして、この太陽光発電で生み出された自然エネルギー、
発電した電気を電力会社に買い取ってもらえる制度
あることをご存知ですか?

現在、買取制度は大きく2つ。
システムの大きさといった条件で分かれています。


一つは余剰電力買取制度
主に、住宅向けのシステムが対象。
(10kw未満のシステムはこの制度)

買取のポイントは
1 買取価格 1kwh=38円
2 買取期間 10年間
3 余剰電力(家庭で使用し余った電力)を売電できる


もう一つが全量買取制度
主に、産業用のシステムが対象。
(10kw以上のシステムが対象。住宅用の屋根でも
全量買取制度を利用することが可能)

買取のポイントは
1 買取価格 1kwh=37.8円
2 買取期間 20年間
3 発電した全量を売電できる



2つの制度を比較すると
全量買取制度の方が買取期間が2倍になるうえに
発電した電力の全部を売電できるので
かなりお得な制度であると言えますね。

但し、全量買取制度は補助金を
受けとれないというデメリットも。

広い設置場所があれば全量買取制度は
長期的な安定収入につながるうえに
環境貢献できる事業に。

住宅用の余剰電力制度もシステム自体の価格が
かなり下がってきているので
補助金&売電収入の恩恵で
早期に設置費用を回収できるようになりました。

価格だけで比較されがちなシステムですが
実際に家計への負担は少ないこと
さらに環境貢献もでき、
20~30年と
長期で使用できることなどなどを考えると
利用する価値は大きいと言えそうですね。