最近、目にした記事・・・
「2011年までの10年間で民間の平均給与が約45万円も減少。」
そのうえ、物価スライドの調整により年金支給額も2.5％減額になるとか・・・
家計にとってはつらい話題ばかり耳にします。
家計を守る立場としては、ますます努力を強いられそうです。
ライフイベントに向けた資金作りにも家計の知恵が必要な時代ですね。
先日、開催した
『省エネ生活を見直して家計力アップ!!老後まで安心の家計づくり教室』
今回は光熱費の見直しをテーマとしましたが、
伝えたかったのは家計の無駄を貯蓄に変え
ライフイベントに備えようってこと。
家計の無駄を見直し
きちんと貯蓄という形で積み重ねることで
大きな資金作りが可能になります。
今は、低金利の時代なので運用で資産を増やすことは難しく、
大きなリターンを期待すればリスクを伴います。
だったら、自分で利息相当分を作り出して資産を増やそう！
そんな観点からお話しさせて頂きました。
その為にも、光熱費、保険料、通信費、住宅ローンなど
項目ごとに無駄がないかを見直し積立てる流れを作ることは
家計を守る大事なアクション。
例えば、削減効果をキャッシュフローの貯蓄残高グラフで
見てみるとこんな感じです。
仮に、35歳の方が、現在の支出から2万円削減し積立てる
アクションを起こした場合、60歳の時点で約650万円も
貯蓄を増やせる計算になります。ちょっとした老後資金ができますよね。
これを実現にするには
やはり、早い段階から無駄を意識して積立に回す行動を起こすこと。
分かっていても行動に移さなければ絵に描いた餅になってしまいます。
参加して頂いた方も、家計の流れをあまり意識してなかったけれど
早速、積立口座を作って資金作りしたい！とおっしゃられていました。
何かと年金に対して不安な話題が多い時代だからこそ
ちょっとした知恵を活かした資金作りを心掛けたいものですね。