さぁ、どの受精卵を、いくつ体に戻すか…

わたしの歳(38)だと、着床の確率はそんなに高くありません。一度に二つ戻せば、確率は上がるけど、多胎の可能性もあるとのこと。


これは少し悩み、夫とも話し合いましたが、

インスタなどで双子育児をしているママたちのキラキラした投稿を見ていると、

「双子いいじゃん目がハート

と言う超安易な希望もあったし、

なにより、自分達夫婦の歳を考えると、子どもといつまで一緒にいられるかわからない…

そんなときにきょうだいがいたほうがいいのでは…と考えていたので、一度に二人生まれれば育児は大変かもしれないけれど寂しい思いをさせずに済む!

などと思っていました。

多胎のリスクももちろん聞いたし調べたし、でも今となっては全く理解できてなかったですね。

あの頃の自分に今会ったら一度ビンタして

多胎を育てることがどんなに大変なことか、今実感している範囲で教えてやりたいです。

問題は育児がどーたらではない…

もちろん多胎を妊娠されて、見事に出産される方もおられますが、

母子の身体への負担を考えると、そんな安易に選択していいことではなかったのです。


しかし当時のわたしは希望を持って二つの卵を一度にお腹に戻しました。

そして、そのうち一つの卵が無事に着床してくれました!!本当は、二つともちゃんと着床させて育てたかった。これは今でも思います。でも今となってはこの結果も、運命的な結果であったと思っています。

一度の体外受精で着床できたことにも感謝しています。


とても贅沢なことかもしれませんが、正直な気持ちを残すとすると、夫婦で手を取り合って妊娠を大喜びした瞬間はなかったです。

毎回毎回健診の結果を聞くのがドキドキで、

着床しているかどうか…

胎嚢が見えるかどうか…

次の検診で心拍が聞こえるかどうか

9週までちゃんと育つかどうか…

など、先の心配が常にあり、

油断してはいけない、まだ分からない

と、思いながらその都度慎重に、ささやかに喜んできました。


母子手帳をもらって、やっと少し実感が湧き

職場への報告した際に、応援してくださっていた先生が涙を流しておめでとうと言ってくれた時、

わたしも初めて涙が出ました。