ようやく名前を呼ばれて診察室で診てもらいました。内診の時に先程の出血が残っていて、血液だけにしては色が薄いので、羊水が混ざっているのでは…と検査をしてくれました。

主治医ではない若い先生でしたが、とても詳しく診てくださり、冷静にお話をしてくださりました。


1.もしも今、破水していて赤ちゃんが出てきたとしても、22週未満の赤ちゃんはお腹の中以外では生きていけないということ。(流産になる可能性があるということ)

2.お母さんの体を守る治療はできても、お腹の中にいる赤ちゃんにできる治療はまだ今の段階ではないということ。(お母さんが安静にするしかできることはないということ)


今文章にすると理解できるのですが、この事実を聞いた時は、グラグラと自分の中の想像していた未来が崩れ落ちました。

あんなにみんなに祝福してもらって、大切な命を預かっているのに、

失うかもしれない。

守れないかもしれない。

わたしのせいかもしれない…

そう思うと頭が真っ白になりました。


お医者さんは

「とにかく、経過を見なければ何もわからないから、確実にどうなるのかは今は言えないけれど、可能性としてあり得ることだけお伝えしています」と、冷静に教えてくれました。もちろん、お腹の中でこのまま育って無事に出産できる可能性もあると言ってくれましたが、とにかく入院して様子を見ることになりました。


夫も呼んでもう一度一緒に説明を受けました。

「入院中に妻の身体が危険になることもあるのですか?」と

聞いている夫を見て、少しびっくりしました。

普段物静かで、自分の気持ちを言ったり、わざわざ人に何か尋ねたりすることがないので…

きっとわたしよりも心配だったと思います。

お医者さんは「お母さんの身体は、家にいるより病院にいる方が安全です」と笑っていましたがニコニコ

入院するとは夢にも思っていなかったので、準備をしに一度帰ろうとすると、慌てて引き止められ、車椅子に乗せられ、コロナの検査を受け、そのまま病室へ連れて行かれてしましました。

夫にはとりあえず必要なものを頼み、翌日日曜日に改めて服や生活用品を届けてもらいました。

コンタクトが右目用ばっかりだったり、下着が妊婦用のじゃないものだったり、2月なのにTシャツが入っていたり(でも意外と病院内は暑くて半袖が役立ちました)、自販機や洗濯機で使うために、現金を頼んだら一万円札が5枚届いたり(万札は機械で使えない泣き笑い)と、ツッコミどころ満載でしたが、あれやこれや悩みながら荷造りしてくれた夫には感謝です合格


あのお産の待ち時間がなければ、ただの少量の出血で経過観察→帰宅になっていたかもしれません。

そしてその後家で出血をしても、また病院に戻ることはしなかったと思います。

そう思うと、見事なタイミングで診てもらえたなと思いました。