繁殖交配 名犬の”蔓(つる)” その2 | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

“名犬”とは、 ??? 

 

紀州犬 生き残った名犬の血

今 北海道の羅臼に、本来 猪を獲る紀州犬でありながら

エゾジカやヒグマの猟に目覚めた 一頭の天才的猟犬が、

いる。 名猟犬の血を正式に受け継ぐ 紀州犬「熊五郎」

がいる。 と

 

此の犬が、如何にして生まれ、狩猟に目覚め、名犬(?)

となったかを、追跡した本(?)である。

 

追跡云々は、私が勝手に、付けた名称です。しかし内容は、

 本の内容を、抜粋して、まとめたものである

 

追跡①

紀州には、伝説の紀州3名犬 がいる。

成瀧犬イチ号

義清犬鉄号

喜一犬ハチ号 である。

 

犬の名前の前部は、所有者の名前らしい ???

伝説として、賞賛される位だから、猪犬として、抜群の技量

を持ち、抜群の実績・結果を残した犬に違いない。 ???

 

ただ 遠い昔の犬である。!!!

この様な犬を、残していきたいと、努力した人の一人が、

日保の紀州犬愛好家(?) 「石原 謙」氏 である。

 

追跡②

戦後30年がたった頃(昭和50年頃 1975年 ???)

石原氏は、テレビ番組のための 紀州犬の集まりで

古い紀州犬の姿をよく残した

義富犬太郎号」を 見つける。

 

思ったとおり、此の犬の、代前に なんと “成瀧犬イチ号

が、 そして、太郎号自身も優秀な猪猟の犬であった。

しかし、既に、15歳 ???

 

なんとしても、此の犬の子供を、と

自犬舎の 「橋本犬良号」と 交配

良号は、先祖に “義清の鉄号”が、いる犬であった。

苦労して その仔犬を誕生させる。(2匹誕生)

石原氏の執念が、実ったのである。

その後の事は、 ????

 

追跡③

熊五郎 を 繁殖した 九州別府の K 氏 による追跡

氏は、紀州犬による狩猟をしており、何とか「昔の紀州犬」

の姿・性能を残した犬を、手に入れたいと思っていた。

石原氏が、日本犬保存会の会誌に投稿している論文を読み、

伝説の名犬の血をひく犬を作出したことを知る。しかし

この時には、石原氏は、既に、亡くなっていた。!!!

 

石原氏の別の論文に、生まれた頭の内1頭が、九州にいる

事を知り、ついに 太郎号の仔“イチ号”を、探し当てる。

そして イチ号の 仔犬を誕生させることに、成功する。

イチ号は、熊五郎の 曾祖父犬である

 

追跡④

その後の流れは、「熊五郎の血統」の通りである。

イチ号の中に流れる名犬の血、遺伝子を、固定させるために

親子交配等、極近親での交配を繰り返し、苦労して、固定化

を行った事が、見て取れる。

細く切れそうな「蔓(つる)」を、太く、丈夫な「蔓」に、

改良していった。 ???? 

 

幸運なことに、この近親交配が、成功した。????

いい所だけが、出た。 幸運が重なった。 か ???

 

(K氏が、遺伝学・繁殖等にかなりの見識があったことが

わかる。 単なる犬好きの、素人では、できないことである)

 
 
 
 本の記述を、血統書にしてみました

 

 

今年春 日保の展覧会で見かけた

有色の紀州犬  現代の、有色紀州犬  

熊五郎は、有色の毛色である。 本の写真で見ると

この写真とは、かなり 風貌(?)が、違う ???

 

 

 

追跡⑤

イチ号 → 田河のイチ号 → 老松伽藍号 → 熊五郎

と、進んでいくのである。

平成7年1月25日(1995年)生まれである。

イチ号を、探し当ててからも、すごく年月がかかっている。

 

そして、熊五郎は、K氏の猟仲間である北海道のN氏の元

に送られるのである。

 

追跡⑥

北海道の羅臼という大自然の中で、狩猟家のN氏の元で、経験

を積んで、内在する“名犬の血・遺伝子”を開化させていき、

先祖にいる数々の名犬”を、超える 名猟犬へと、開花・

成長していったのである。

 

以上 「紀州犬 生き残った名犬の血」より抜粋、引用 

 

私の感想

    義富犬 太郎号

代前に、名紀州犬が、いる犬であるが。代々紀州の猟師の

元で、猪猟で鍛えられきた、名血統であることである。

代前の犬だけが、名犬では、 ??? である。

やはり 日本犬は、猟で鍛えて 保存しないと !!!

 

    今日でも、紀州犬を狩猟にと、研究を重ねている人が、かなり

存在するという事である。

一人では、できないことである。!!!

今回でも、九州のK氏、九州大牟田のT氏、愛知のS氏 等

 

私も、かなり前 紀州犬を研究しておられた、岡山倉福荘の

福島さんには、色々教えてもらった。

この犬舎では、「天然記念物日本犬」という本も発刊されていた。

 

    いくらいい血統と言えども

都会に連れ出して、繋いでいたのでは、「蔓」は、細くなり

ついには、枯れてしまう。 ?????

 

 

今の世の中で、 日本犬を、昔の性能を残して、次世代に

引き継ぎ、保存していく 方法は、????

都会で飼っても !!! ????

  
  ちなみに
 私は、都会に住む 日本犬愛好者 である。 !!!
 
 次回は、今回出てきた、”近親交配”です。
 
 

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