繁殖交配 犬あれこれ 自然界の淘汰 ??? | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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甲斐犬(日本犬)の あれこれ
が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

自然界の淘汰 とは ???

 

自然界に於いて、環境に適応できない個体は、排除されてしまう。

その率は、60%以上にもなる。自然淘汰が、きわめて重要で、

効率的に実施されている。 ????

これにより、強いものだけが、生き残り、「種」を、維持・進化

繁栄させていくのである。 !!!!

 

 

オオカミ について 言えば、

    生まれたばかりの時、乳を飲む動作が十分発達していない、

他にも欠陥がある個体は、母狼から脇に押しやられてしまう。

また両親が生存競争に勝てず、十分な食物を与えることができ

無ければ、死んでしまう。(両親の欠陥も淘汰の理由に !!)

    生後21目頃 父狼による社会的態度の試験。巣に戻る能力の

試験。

    子狼が自分自身で餌を食べ始める時、餌をめぐる兄弟間の戦い

に勝てなければ、えさに十分ありつけず排除される。

    階級が確立する時期、弱い個体は、自分は弱いのです と他の

狼に認めさせることが出来なければ、集中攻撃を受け、生存が

脅かされる。

 

また 母狼の性能による 淘汰

胎児の一部しか発育しない、より健全でない相当数の胎児が、母体

に、吸収されてしまう。

出産時、十分な栄養が取れなかった母狼は、難産に、そして乳が、

出ない。また 本能的な衝動の発達が完全でない場合、子供の

面倒をよく見ることが出来ず、子供は、死んでしまう。

 

優れた資質を持たない個体に、厳しい淘汰がなされる。!!!

自然界における「種」の保存の きびしい“きまり”

 

以上 「犬の行動学」より

 

「種」の保存、繁栄のためには、厳しい淘汰 が、存在する

のである。「種」に 虚弱、劣悪な遺伝子が入り込むと、生存

競争に勝てず、種全体が、消滅の方向に、進んでしまうのである。

 

    優れた資質を持った両親から

    優れた資質を引き継いだ個体

のみが、生きる権利を、与えられる。

その他の個体は、自然の法則により“淘汰される”!!! 

 

 

しかし 家犬(飼い犬)の世界では、

厳しい“淘汰”が、行われていない。のが 現状である。

家犬と言えども、健全なる淘汰、繁殖が行われなければ

“異常”“退化”等が発生し、滅びの方向に !!!

 

    繁殖は、健全な資質・本能を持った両親で !!!

    生まれた子犬は、適切な淘汰(?)を !!!

自然界で生きていける健全な子犬のみが、・・・ ・・・

現在は、とても自分で生きていけないような個体が、

人間の手助けで生存している場合も ?????

    本能を害する、極端な改良(改悪)は、禁止

自然界と異なる、極端な奇形、極端な体の大小等々

 

 

基本は、“自然界で生きのびれる”「種」である。

「イエイヌと言えども」 それなりの淘汰は、必要 ?? 

純粋犬と言われる 犬種 に ”退化”の 現われが ???
自然分娩のできない犬、自然交配のできない犬、
後肢に障害のある大型犬、呼吸の困難な犬 等々
 
私は、比較的原始的な、甲斐犬を飼っているが、・・・ ・・・
大丈夫かな ???
 
 
イエイヌ と 同じ「種」の オオカミ
天王寺動物園 で撮影  アジアに住む オオカミ
散歩で 会っても 犬 ???
犬との違いは、よく解らない ???
 
 
 
 
 
前回、今回 次も ・・・ ・・・
参考にしている 文献 
というよりも ほとんどを この本より 引用している。  
日本犬を飼っている私には、かなりいい本であると、思っている。
純血犬でなしに、野性犬を研究した本である。
 
 
 
次回に、つづく ・・・ ・・・
 
 
 
 

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