自然界の淘汰 とは ???
自然界に於いて、環境に適応できない個体は、排除されてしまう。
その率は、60%以上にもなる。自然淘汰が、きわめて重要で、
効率的に実施されている。 ????
これにより、強いものだけが、生き残り、「種」を、維持・進化
繁栄させていくのである。 !!!!
オオカミ について 言えば、
① 生まれたばかりの時、乳を飲む動作が十分発達していない、
他にも欠陥がある個体は、母狼から脇に押しやられてしまう。
また両親が生存競争に勝てず、十分な食物を与えることができ
無ければ、死んでしまう。(両親の欠陥も淘汰の理由に !!)
② 生後21目頃 父狼による社会的態度の試験。巣に戻る能力の
試験。
③ 子狼が自分自身で餌を食べ始める時、餌をめぐる兄弟間の戦い
に勝てなければ、えさに十分ありつけず排除される。
④ 階級が確立する時期、弱い個体は、自分は弱いのです と他の
狼に認めさせることが出来なければ、集中攻撃を受け、生存が
脅かされる。
また 母狼の性能による 淘汰
胎児の一部しか発育しない、より健全でない相当数の胎児が、母体
に、吸収されてしまう。
出産時、十分な栄養が取れなかった母狼は、難産に、そして乳が、
出ない。また 本能的な衝動の発達が完全でない場合、子供の
面倒をよく見ることが出来ず、子供は、死んでしまう。
優れた資質を持たない個体に、厳しい淘汰がなされる。!!!
自然界における「種」の保存の きびしい“きまり”
以上 「犬の行動学」より
「種」の保存、繁栄のためには、厳しい淘汰 が、存在する
のである。「種」に 虚弱、劣悪な遺伝子が入り込むと、生存
競争に勝てず、種全体が、消滅の方向に、進んでしまうのである。
① 優れた資質を持った両親から、
② 優れた資質を引き継いだ個体
のみが、生きる権利を、与えられる。
その他の個体は、自然の法則により“淘汰される”!!!
しかし 家犬(飼い犬)の世界では、
厳しい“淘汰”が、行われていない。のが 現状である。
家犬と言えども、健全なる淘汰、繁殖が行われなければ
“異常”“退化”等が発生し、滅びの方向に !!!
① 繁殖は、健全な資質・本能を持った両親で !!!
② 生まれた子犬は、適切な淘汰(?)を !!!
自然界で生きていける健全な子犬のみが、・・・ ・・・
現在は、とても自分で生きていけないような個体が、
人間の手助けで生存している場合も ?????
③ 本能を害する、極端な改良(改悪)は、禁止
自然界と異なる、極端な奇形、極端な体の大小等々
基本は、“自然界で生きのびれる”「種」である。
「イエイヌと言えども」 それなりの淘汰は、必要 ??
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