甲斐犬 発見当時の甲斐犬2 | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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甲斐犬(日本犬)の あれこれ
が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

昔昔の 甲斐の国の日本犬

 

その1 の つづき です。

( 初心者の、かってな 思いです。一般の

ものと かなり違うかも ??? )

 

もともと 甲斐犬や他の日本犬は、人間に

よって作られた犬ではない。 ???

長い間の、人間との共同生活の中で、自然

進化していったと思われる。

(洋犬は、ある目的の為 人間が造った??)

 

ただ 全く 人間の介入がなかったという事

ではない。 ???

おそらく 犬自身の進化が半分、人間の介入

によるものが 半分位か ???

 

メス犬は、本能的に、村の一番優秀で強い

オス犬の子孫を求めた。 

これは、種の生存のための、自然界の法則である。

 

ただ 人間側の目的の為 人為的に繁殖を

行ったことも、考えられる。???

 

よって 画一的でなく 色んな 犬がいた ???

大きさ、体の特徴、毛色等 ・・・・・

山梨県の山中 にも 色んな犬 がいた。 

最初は、虎毛の、大きさが一定の、同じタイプ

だけでは、なかったらしい。 ???

 

最初は ”甲斐日本犬愛護会” だった。

なぜか 甲斐日本犬を調査した報告が、

甲斐虎毛犬となっている。よほど 斎藤氏が、

虎毛犬に、魅了されたのでは  ????

 

斎藤氏の”甲斐虎毛犬調査報告”より

 

甲斐日本犬を視察すると大略三つの

体型に分類される。

 

其の一は俗にいう柴犬型であって

茶褐色、黒褐色、薄茶色等の毛色を

なし、体格小柄で肩高一尺二、三寸位

である。 ・・・・・・・  ・・・・・・

 

第二は、俗に云う猪型と称するもので

あって、私は平林、安芦、青柳の各諸村

に各一頭見るを得たのであるが、 

・・・・・・  ・・・・・・・

これらの体型のものは何れも虎毛であり、

肩高一尺六寸乃至一尺七寸、体重五貫

乃至五貫五百匁位であり差し尾である。

 

第三は、俗に云う鹿犬型のものであって、

芦安、平林、赤石温泉、奈良田等の西山

諸村及黒平村諸村奥等に残存して居る。

・・・・ ・・・・・

自然この岩山を疾走して羚羊を追う中型

の軽快、敏捷、速力と持久力に富むが

貴重とされ、この目的に淘汰飼養されて

きたことは明らかに想像されるのである。

・・・・ ・・・・

柴犬型や猪犬型のものは、まだ他国に

より立派なものが現在見出すことが出来

るのであるが、この鹿犬型のものが斯く

も立派な優れた体型、同毛色系で、しか

もかくも多数残在していることは全国に

比類のないことであらう。

 

この羚羊猟虎毛犬こそ甲斐日本犬の

作表であり、誇りとす可きものと考える。

 

現在の羚羊猟犬の体格は、だいたい

肩高一尺五、六、七寸位、体重四貫乃至

五貫五百匁、顔は心持ち長く、四肢強健、

特に飛節は最もよく発達して跳躍力に富

み、尾は差尾、毛は租剛である。 

・・・・・  ・・・・・・

 

斎藤氏は、調査の結果 色々な体型の中で、

鹿型の甲斐虎毛犬こそ、甲斐の国を

代表する犬であり、

この犬を保存していくことが大事と結論づけている。

(これが当時の日本犬の第一人者の結論であった)

 

 

毛色等は、 次回に ・・・・)

 

 

参考  

1尺 は  30.3 cm

1尺5寸は 45.5 cm となる。

 

1貫 は 3.75 kg

4貫 は 15 kg 

 

羚羊:カモシカのこと、現在は特別天然記念物に

    指定されているので、狩猟の対象ではない。

 

 

我が家の甲斐犬 ハナ

2歳半の写真 その2 (左が頭)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月25日に撮影したものです。

正月 用に  ???

 

それでは 次回 その3 で !!!

 

 

 

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