甲斐犬 発見当時の甲斐犬1 | 甲斐犬と古墳の里 堺もず で暮らす

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甲斐犬(日本犬)の あれこれ
が、いっぱい !!!
たいていの情報が、あります。

はな 2歳半 に なりました。

 

早いもので  もう  2歳半 !!!

メスなので ほぼ 体型・毛色 も 完成 ??

”2匹目の甲斐犬” という事で 前回の反省

のもと、飼ってきましたが  ???

 

なかなか うまくいかないものでした。

まあ ともかく 元気に育ってくれた。

2歳の時に、撮影する予定が ・・・・・・

半年も  のびのび に  ・・・・・・

 

 

今回 写真を 紹介します。

 

 

その前に  ・・・・・・・

甲斐犬 昔昔 の話

皆さん よくご存じで よけいな ことですが ??

 

 

日本犬保存会の実質的な創立者である

斎藤 弘”氏が、「甲斐虎毛犬調査報告」

を 日保会誌に 発表されている。

 

氏は、当時 日本犬保存の中心者、日本犬

研究の第一人者であった。日本の財産である

日本犬を利害・名誉等を超越した純粋で、公平

な立場で、保存運動を、立ちあげ、保存会を

創設した超功労者である。

 

その人が、甲斐犬を公平な立場で、調査されている。

”甲斐犬”が 発見されて 間もない時期の事です。

 

 

昭和 5年  甲斐犬(猪犬型 ?)を発見

         ”甲斐日本犬”と命名して 発表

昭和 6年  ”甲斐日本犬愛護会” 設立

昭和 7年  ”鹿犬型甲斐犬” を 発見、発表

昭和 7年  調査実施

 

報告書の中の ”調査紀行” に

 

虎毛犬に、深い興味を感じていた私は、愛護会の

方々と ・・・・・ とある。

奈良田~芦安 の 急峻な山間部の道中での甲斐犬

の様子を、的確に 記述されている。

(以下 報告書の文 から 一分を引用)

 

灰色の岸壁、白泡を立てて流れる奔流、

実に美しい静寂な景色であった。

黒虎毛犬は、この間を飛鳥の如くかけ走り、

跳び下り、此の犬はこの山で観賞してこそ、

その感をつくづくと思う。

主人の案内人、猟師が先に立てば一丁、

二丁の先を走り、他の人が先頭すれば

一目散に走り帰って側を離れぬ可愛らしさ、

躍んで崖を上り又弾丸の如くに走り下る

壮快さ、激流のしぶきに体をぬらしながら

岩より岩へとねらい躍んで横断する時の

軽快さ、其の毛色と相俟って、実に野趣

満々、山猫、山犬もこの様かと思わせる

ばかりである。  (長くなりましたが、ここまで)

 

 

斎藤氏の表現の 上手なこともあるが ・・・・・・

これが 本来の ”甲斐犬” であると思う。 !!!

こんな ”姿” を 一度でいいから 見てみたい !!

甲斐犬の性能、飼い主に対する行動  なんとも

言えないものが 浮かんでくる。 !!!

 

調査結果等については 次回に、書きたい。この

内容が、公平に見た事実としての、当時の

甲斐犬の実状であると、思われる。  

 

参考

日本犬保存会の実質的な創設者 斎藤 弘 氏 に

ついては、 戸川幸夫の小説「いぬ馬鹿」 に 書かれ

ています。 勉強になりますよ。

 

2歳半 の 写真 紹介 (今回は、頭が右

久しぶりに リードを持ち 立たせて 撮影

12月25日 近所の 公園で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは  リードを木に・・・

 

額段 は 浅い !!!

おでこ も 丸くない !!!

 

 

次回は 頭が左

次々回は 虎毛  です。

 

 

 

 

 

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