ウィリアムギロックのことを知る。 | 長崎・長与のピアノ教室 Yunon音楽教室♪AIMEIのブログ

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長崎・長与町でYunon 音楽教室をl運営。
「AIMEI」としてオリジナルソング活動もしてます。
オリジナル教材「おとあそび」著者


先日小原孝さんの講座の中で紹介された
ギロックの本。

私は今のところ
好きな作曲家が一位がアランメンケン
二位がギロックです。

楽譜も一番ギロックが多いかなぁ。
亡くなった私の恩師がギロックを好きで

恩師が亡くなったことで
恩師が使ってた楽譜を譲っていただいたので
うちには、ギロックの楽譜がたくさんあるんです。

私が習っていた頃、
ギロックで発表会で生徒さん全員に弾いてもらってた時もありました。

私はその発表会の時の
イ長調のエチュード(サンゴ礁の海)と、
パリのポートレイトの2曲しか
生徒時代に弾いたことはないのですが
先生になって教えるようになってあらためて
ギロックをコンクールの曲として教えていると
まぁ、教えてる方がトリコになっていくんですよね。
楽しいの。
子供たちとあーだこーだ、どうかなぁ?って考えたり。

でも、よくよく考えたら曲にはまり込んでる割には
ギロックのこと、よく知らないかもなぁ。

そんな私にはぴったりの本でした。

楽譜ではなく、ブックレットになります。

前半は
ギロックの生まれた背景から
亡くなるまでの生涯をおってあり、

活字の苦手な私ですが(笑)
割と最近まで生きておられた方なので
たくさん、カラーの写真や資料があって、
楽しく読みました。

曲としてしかまだ触れてこなかったギロックの
生き方を見て、なんだか、
とても人間としてあたたかく、身近に感じました。

この時にこの曲はできたんだーとか
すごく背景が見えて
あっという間に読みました。

また、ギロックから影響を受けた人たちの言葉も
たくさん載せられており、

小原孝さんも、掲載されています。


同じ一曲を4名のピアニスト、作曲家が、
解説されていて、
アナリーゼがこんなにも色々あるんだということに

どこか。

安心しました。



ピアノ教師は子供が努力した点を認めほめるべきであり決してネガティブなことを言うべきではありません

今日はねちっこくネガティブな指導したわ(汗)
と。

講師としても反省したり。

生徒には最後まで無難に演奏することを教えるのではなく胸がワクワクするような演奏ができるように指導すべきです。

ふぅー。
どうよ?私?



まっ。反省して成長しよう。



ギロックは、
初歩の子供たちを実際に教えたからこそ
こんなに習いたての子供達が弾いても
難しすぎない作りにしてくださってたり、
それでいて素敵なハーモニーになってて。


いかにシンプルにするかって。
考えておられたことを知って
ギロックの曲だけでなく
ピアノの先生としても
なんだか憧れの先生だなって思います。

コンクールに関しても
本当考えされられる一冊でした。


初心に返らないとなぁ。

オンラインの講座のエラーで、
受講生には5日間アーカイブで
講座を見なおせるという特典がついたので

ありがたく、何度も何度も聞き直してます(笑)


買ったこの本を読んでから聞いたらまた違うわ。