年少さんが自分なりに、曲をつくってきてくれました。
みて♪この、楽譜。
私適当なのかなぁ・・・って思ってたら、お母様が、
「これ、一応曲になってるそうなんですよー」と教えてくださいました。
これをみて、子供の楽譜のとらえ方が見えた気がして、
興味深く、とても嬉しく思いました。
なんとなくの、推理だけど、
この子ト音記号の、「ソ」までしか習ってないんですよね。
つまり、大人の私たちには、ドや、レは、5線の中の、一番下の線に書いているわけだけど、
まだこの子には、5線のうち、下の方しか使ってないもんだから、
おそらく、3線4線5線は、まだぼやーっとしか映ってないんじゃないかな。
初めて出会う一番下の線に、
ドや、レや、ミがあることは記憶にすごく濃く映ってるんだろうね。
なんとなく、この楽譜から子供たちの目線が見えた気がします。
↓この、赤丸の所。
なんでしょうね?
「線と線のあいだ♪」と歌って覚えた「ファ」だそうです(笑)
な・・・なるほど。
ソも、線が2本書いてあって、上に丸がしてあったり・・・(笑)
5線の上に書かないにしても、
それなりに、レがぶらさがってたり、
教えたことがちゃんと記憶に残ってくれていました。
この子は、この一カ月の間にぐぐーんと、譜読みが早くなってて、
ド~ソのカード25枚を、21秒で読めるという・・・すごい成長率!!
書くことは先週は難しそうにしていたのに、今日は、ノーヒントで、
ちゃんと、つくってきた音符を自分で5線譜にかくことができました。
自分で書いた自分だけの「楽譜」もちゃんと、記念としてノートに貼りましたよ♪
レから始まってレで終わるドリアンスケールの曲♪♪
狙ってないのに・・・大人の目線からもおいしい曲です(笑)
「とーふ」という題名です。
もちろん、楽譜を
「正しく」書くことは最終的に大事なことなんだけど
小さい子の「お絵かき」は
大人には理解できないような落書きから始まります。
小さい子の「おしゃべり」は
文法やら、決まり事からではなく、「あー」や「うー」や、
その子ができる発音だけで声を出すことから始まります。
曲をつくるのもおんなじで良いんじゃないかな。
決まりごとが先に来ちゃうと
表現することすらこわくなっちゃう。
まずは、自分なりに。表現してみる。
カタカナ楽譜だって良いと思うし。
彼女みたいに、自分だけにわかる楽譜でも良いと思う。
なによりも、作っておいで!とか、やってきて!と言われて
するのではなく、
自分の遊びの中で
音楽を作ることをやってきたことが
何よりも価値ある事です♪♪
今日はもう一人作曲をしました。
生まれて初めての作曲♪年中さんです。
この子は、創造力が豊かで、毎回おもしろいことを言ってくれます。
今日は「私、かみなりさまとお友達~♪」って急に言ってきて(笑)
お話を合わせながら、私一人大爆笑してました。
もともと、おうちでも曲を自分で適当につくって歌ってるようで、
おんぷすごろくをやるときも、いつも
おうちで自分でつくった「わたしはかわいいおななのこ~♪」というのを毎回歌ってくれます。
今日も、さくさくと、シールを貼って、
題名が決まった途端、歌詞が5秒でできました(笑)
入口はみんなここから。
成長が楽しみだね♪