今日、中学2年生の女の子に依頼されて
AIMEIのオリジナル曲「だいじょうぶだよ。」の楽譜を発送しました。
静岡県の方でした。
顔も知らない、声も知らない・・・そんな空の向こうの誰かが
この楽譜を見て、弾いて、歌って、
何か思春期ならではの心のモヤモヤが軽くなってくれるかも・・って思うと
本当何にも代えられない「喜び」になりました。
彼女とのやりとりをしながら、ＡＩＭＥＩも自分の学生時代を思い出しました。
いまは、ガハガハとしているＡＩＭＥＩですが、
15年ほど前は、今の数十倍も、ナイーブなＡＩＭＥＩでした。
いわば、「ガラスのハート」の持ち主でした。
人が言ったちょっとした言葉に傷つき、
人の反応を気にし、良く泣く子でした。
それは、近くで見ていた親友や、家族はよく知っていることです。
でも、社会人になって、相変わらず、気にしぃなAIMEIではありますが、
少しは強くなりました。
それは、高校の時に習っていたエレクトーンの先生のおかげな感じがします。
レッスンで・・・また、メールなどでも、いっぱい悩みごとを聞いてもらったり、
真剣にそれに相談にのってくれて、
本気で叱ってくれて、考え方のアドバイスもいっぱい受けました。
先生に、音楽を通して、心を育ててもらった気がします（笑）
そして、大人になって、何が一番変わったって、「自分のことを好きになった」ってことです。
学生時代自分のいろんなところが嫌いだったけど、
今はそれもふくめて不格好な、不完全なＡＩＭＥＩという自分が好きです。
自分を好きになると、自然と、いろんなことがうまくいくようになりました。
そしてこうやって、先生になって、今度は、自分がしてもらったことを、
自分の生徒に・・・
いじめられてる子や、学校に行けない子や、夢で悩んでる子、恋愛で悩んでる子
いろんな子たちの話を真剣に聞き、語ってあげられる言葉があるというのは、
そういう学生時代のナイーブＡＩＭＥがあったおかげだなって思います。
もし、痛みのわからない人生しか送ってなかったら、
人の痛みもわからないですものね。
誰でもそうだと思うけれど、
自分の強いところも、弱いところも、
自分が生きてきただけ、いろんな経験をして
積み重ねてきてできあがった自分です。
今の辛さも、5年後の強い自分を作り出しているのかもしれないし、
それはわからないけれど、
せっかく、過去にいっぱい悩んできたわけですから、
思春期の子たちが、音楽を通して、
そして私にかかわることで何か力をもってくれたら、
ナイーブＡＩＭＥＩの甲斐がありますね（笑）
あぁ・・・・また「うた」つくりたい。