こんにちは~!
3月に入って、もうすっかり春ですね!
昨日も一年ぶりの花粉症の患者さんが5人ほどいらっしゃって、花粉症の漢方薬を出しつつ春を感じております。
しかしながら、私自身はというと世間の春の陽気とは裏腹に、ず~っと悪寒を感じております。
悪寒と言うと、「風邪の初期!」と反射的に思い浮かびますが、私のこの悪寒は半月以上続いております。
悪寒だけでなく背中の全体の痛みもあります。
痛みといっても、筋肉痛の痛みではなく、患部に触れると痛みが増すような痛みです。
「風邪の引きはじめの全身の節々の痛み」の背中版と言ってもいいかもしれません。
「な~んだ!やっぱり、みーさん、風邪じゃないか!」と思った方、残念ながら違います。笑
悪寒と痛みは半月以上続いているものの、鼻水や咳、咽喉の痛み、発熱などの風邪の症状は一切ありません。
「これは、たぶん、経絡に寒邪が停滞してるんだろうな~」と思ったので、サッサと鍼灸の予約を入れました。
(大変な時は、すぐに鍼灸に頼ってしまう私・・・笑)
鍼灸の先生の診断は、
「背中がバキバキに硬くなってるよ。特に第8胸椎が岩みたいに固い!第8胸椎が強張ると血液やリンパ液の流れが滞って悪寒がするからね。」
とのことでした。
いや~、さすがです!
まさに、その通りの症状でございます。
ということで、鍼灸で胸椎を緩めてもらい、お灸をして寒邪も散らしてもらいました。
腕のいい先生に施術してもらうと、1回でよくなりますね~
悪寒と背部痛は跡形もなくなくなりました。
そして、胸椎が歪んだ原因は、「神経の使い過ぎ!」とのことでした。
これはもう、職業病だから仕方ないですね。
仕事自体は大好きでとてもやりがいはありますけど、色々な症状の患者さんの相談にのっていると、どうしても神経は使います。
(私は、色々ともらいやすい人間です・・・)
私の場合は、「神経の使い過ぎ」ですが、他の原因で同じような症状になることはもちろんあります。
このご時世ですと、リモートワークで極端に運動量が低下した、パソコンやスマホの見過ぎによる眼精疲労からの頸椎の歪みですかね。
背骨はつながってますので、頸椎が歪むと胸椎も当然歪みます。
私が今回異常がでたのは第8胸椎でしたが、もう少し上の第2胸椎が歪むと動悸が出たりします。
循環器的には問題なくて、自律神経系の漢方薬を出しても効果イマイチというのは、このタイプですかね。
この対策としては、やっぱり身体を動かす、パソコン・スマホも見過ぎないという基本的なことになります。
陽気も良くなってきたことですし、少しでも外に出て身体を動かしましょう!
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