花粉症の季節! | 癒しと元気ブログ 東洋医学ってこんなに面白い!

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こんにちは~!

 

肌寒い中にも、明るくて春を感じさせる日差しですね。ニコニコ

 

日も伸びて、春はすぐそこまで来ている感じです。

 

しかし、喜んでばかりもいられません。

 

春風に乗って日光方面からヤツらがやってくるんですよ、ヤツらが・・・

 

そう、日光の風下に当たる越谷には大量のスギ花粉がやってきます。

 

もう、朝から一年ぶりの花粉症の患者さんが3人来ましたからね。

 

よっぽど、花粉が飛んでいるんでしょう。

 

 

 

 

 

 

花粉症に使う漢方薬は小青竜湯や葛根湯加川芎辛夷湯、麻黄附子細辛湯など色々とありますが、これらは全て対処療法になります。

 

「とりあえず、できてしまった鼻水を何とかしましょう!」という処方ですね。

 

そこで、こんな疑問が起こります。

 

「鼻水が出なくなるような予防の漢方薬はないの?」

 

もちろん、ありますよ!ニコニコ

 

ただ、鼻水ができる原因が風邪(ふうじゃ)だったり、肺気虚だったり、脾虚だったり、腎虚だったりと多岐に渡るので、それぞれの原因に合った漢方薬を飲まなければなりません。

 

しかも、体質改善には時間がかかります。

 

花粉が飛んでいる時に短期間だけ服用では、全然効きません。あせる

 

花粉の飛んでない時期から服用して、コツコツと体質改善という感じですかね。

 

ですから、花粉症予防の体質改善を希望する患者さんはいないのですよ。

 

「そんなに時間がかかって、花粉が飛んでない時も飲まないといけないなら症状が出た時だけ飲めばいいや」となるのですね。

 

いや、お気持ちはよくわかります。

 

たぶん、私も対処療法で済ましますもん!笑

 

むしろ、他の病気で肺虚やら脾虚やら腎虚やらの漢方薬を長期間飲んでいた人の方が、

 

「今年の花粉症、なんかわからないけど楽なんですよね~」

 

と、なるわけです。

 

これは、整体や鍼灸でも同じことが言えます。

 

他の疾患の治療をしているうちに、全身の気の巡りが良くなって花粉症が改善するのはよくあることです。

 

後はしつこくて悪いんですけど、お酒と甘いものは鼻水の原因である痰湿を生成させます。

 

「一生、酒と砂糖を絶て!」などと無理な注文はしませんので(笑)、せめて花粉が飛んでいる間は控えましょう!ニコニコ

 

 

 

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