こんにちは~!
新年早々、ブログのネタがない!
最近、ワクチンやら免疫の話ばっかりしていましたから、漢方のこと忘れましたよ~笑
ですが、曲がりなりにも漢方薬局のブログなので、気を取り直して久々に漢方薬系の話題いってみましょうか。
ということで、胃もたれです。
正月明けに「絶対、来るな~」とほぼ確信できるのが、二日酔いの患者さんと胃もたれの患者さんです。
まあ、当然と言えば当然です。
普段は節制している患者さんでも、お正月に親戚や友人との会食が増えるこの季節、「食べ過ぎるな!」と言うのは野暮というものです。笑
そして、付き合いで飲み食いした結果、胃もたれなどの胃の不調が起こります。
胃もたれ・・・消化不良のことですね。
私も結構な頻度で胃もたれになります。
他の人から見たら超少量でも、胃弱な私からすると消化能力を超えた量をつい食べてしまい胃もたれを起こしてしますのです。
こんな時に重宝するのが、消導薬と呼ばれる生薬ですかね。
消導薬の(別名「消化薬」「消食薬」)中医学的定義を見てみましょう。
「脾胃を健運して飲食の積滞を消積導滞する薬物」
何だか、わかったようなわからないような微妙な説明ですね。笑
わかりやすい日本語に直しますと、「胃腸の消化能力を高め、未消化物を消化する薬物」となります。
消導薬に分類される生薬で有名どころといったら、山査子でしょうか?
カルディにも確か山査子の砂糖漬けがあったはず・・・
あとは、神麹とか麦芽かな~
万年消化不良な私は山査子を愛飲しております。
甘酸っぱくて美味しいし!
しかし残念ながら、日本の保険収載の漢方薬にこれらが配合されているのはないんですよね~
無理矢理、使うとしたら平胃散辺りかなぁ?
中医学の処方だといっぱいあるんですけど。
薬も大事ですが、胃もたれには食べる量を抑えて胃腸を休ませることが最も大切ですよ。
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