ストレスの溜めこみ過ぎです…
もう少しリラックスしてください…
気がつくと、私もついつい患者さんに対して、口にしている言葉です。
ですが、その真意はなかなか伝わらないなぁと常々感じます。
いつも緊張しっぱなしだと疲れるのは当たり前ですよね
そもそもリラックスってなんなのでしょうか…
その定義はとても難しいように思います。
辞書を引くと「ゆったりとした気分になること」「くつろぐこと」とあります。
この言葉がとても誤解を生んでいるような気がしています。
ところで…
緊張の反対の言葉は弛緩ですが…
これをギターの弦で例えてみましょう。
ギターの弦をキンキンに張ってみてください。
そして、その弦の音を鳴らしてみましょう。
どうなりますか?
とてもカン高く響く音が聞こえますね?
これを緊張状態とするならば…
今度は反対にギターの弦を緩めきって、だらんだらんにしてみましょう。
どうでしょう?
音はなりませんね?
これを弛緩した状態だとしましょう。
ぐでたまというキャラが流行っていますね。
ぐだぐだしたい人が共感するのでしょうか…
話を戻します。
リラックスとは、上記のように、ギターの弦をだらんだらんに弛緩して、緩めきった状態をさすのでしょうか…
よくスポーツ選手が試合中のアドバイスで、「肩の力を抜いて!リラックス!リラックス!」なんて声をかけますが、これは緊張を緩めきって、だらだらしろという意味ではないですよね?
なにが言いたいかというと…
私が言う“リラックスしてください”という意味は、決して“だらだらしてください”という意味ではないと言うことです。
つづく
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