新型コロナウイルスを連日テレビは報道しており、
我々は『怖いな』と恐怖心を抱き、
すれ違う人を『感染者じゃないだろうな』と怯えながら
生活をするという精神的にマイナスな環境にいる事は事実であります。
またBCGを打った人間は新型コロナに免疫が出来ている等の情報もあり、
『え!自分も子供の頃に打ったから大丈夫かも!?』と
まだ未知なる希望に心の拠り所を作り、
何とか精神的に潰れない様にしている人は多いものです。
しかしながら、
新型コロナウイルスは基本的には、
これまでのウイルスと変わりません。
症状の強弱や感染力はもちろん変わっているのですが、
あくまで“コロナウイルス”であるという事実です。
こういったものから感染を防ぐには初期の頃の水際対策や感染予防が必要です。
しかし、それらは我々、一般庶民が出来る技ではありません。
我々自ら出来る事は、毎年の冬と同じであり、
今回の新型コロナウイルスに関しても“風邪をひかない”為にとる行動で
自らの免疫力を上げる事が最大の防御だと言えるのです。
新型コロナ①で免疫力をアップさせる為の内容をまとめて書きましたが、
今回の新型コロナ④から細かく詳細を記載したいと思います。
まず、免疫力に一番密接な関係があるのは体温です。
人間は36℃半ばから後半が適切な体温だとされています。
35℃台は癌の患者の基本であり、
人間の免疫が弱まっている事を示すと言っても過言ではありません。
それでは体温に関してですが、
現在の日本人は体温が低い方が多いとされています。
35℃台が基本で36℃後半なら微熱…
こんな風になっている方は私の周りでも少なくありません。
それは『まあ良いか』と楽観していて良いものではなく、
やはり体温を上げる事を行っていく必要があります。
まずは敢えて、体温を下げるとすれば、どうすれば下がるのか。
これを考えてみたいと思います。
―体温を下げる要因―
①外側から体温を下げる
◆薄着で出歩く
◆部屋を寒くしたままにする
◆さっとシャワーで済ませ冷える環境を作る
②内側から体温を下げる
◆冷たい飲み物を多く摂取する
◆アイス等の冷たいものを食べる
◆生野菜(葉系)の様に体温を下げる食事を多く摂る
③体質的に体温を下げる
◆ストレスを抱える(呼吸が浅くなる)
◆運動をしない(筋肉量が多いと体温は高い)
◆外出自粛で日光に当たらない
◆働きすぎ
この様に生活の中で行う色々な角度から体温を下げる要因は存在しているのです。
それでは上記の事をふまえた上で、
体温を上げるにはどうすれば良いかを考えます。
①外側から体温を上げる
◆風が吹いても寒さを和らげる保温性のある服装をする
◆部屋をなるべく暖める(乾燥には注意する)
◆少し熱めのお風呂につかり体温を上げる
※寒い部屋から高温の湯舟に突然つかるのは危険
※足、腰からゆっくり慣らしていきましょう。
②内側から体温を上げる
◆飲み物はなるべく温かいものか常温
◆明らかに内臓が冷える様な食べ物は避ける
◆お米(出来れば玄米)、味噌汁を中心に腹八分目で食す
③体質的に体温を上げる
◆ストレスを緩和する、ストレスの予防をする
※深呼吸をする事も大切
◆筋トレで筋量を増やす、ウォーキング等で足腰を使う
※下半身の筋肉量は体の中でも大きいので、
脚の筋量を増やすと全身の筋量の増加に繋がりやすい
◆自粛も大切ですが可能な範囲で外に出て日光を浴びる
◆過度に睡眠不足になるような働き方を出来るだけ避ける
これらが日々の生活で重要となる鍵です。
中には免疫力アップの為にと、
特殊な方法を示唆する人(情報)もいますが、
日常生活で行える事(基本的な生き方)を無視し、
特殊な偏った情報のみ実践しても、
その効果は日常のマイナス面(体温を下げる)の前では、
十分力を発揮しないでしょう。
まずは基本から行い、現在、自分の免疫力に自信が無い場合は、
その生き方(生活習慣)から見直していくことが重要であります。
それでは、外側、内側、体質の分野にて、
それぞれ重要な項目をピックアップしてお話をしていきたいと思います。