癒しの時間 代表の大森です。
前回の記事から免疫力に関してお伝えしております。
免疫に関して密接なワードが体温であると述べて参りました。
今回は出発点でもあるお風呂に関して伝えていきたいと思います。
お風呂は日常生活の中で今日からでも始められ、
また効果も抜群に高い健康法(免疫力アップ)です。
本来は運動を日々の生活に取り入れて筋肉を付け、
体温高い体にする事が最適ではあります。
しかし突然、運動をするという習慣や環境を整えるのは『じゃあ今日から！』とはいかないものです。
そこで、まずはお風呂に入る習慣をつけて欲しいと思います。
確かに水道代にガス代・・・
さっとシャワーで済ますよりも高くなる事も事実。
ですが私は、シャワーやお風呂の時間というものを、
体を洗うだけの意味ではなく、
しっかり温めて免疫力をアップさせる為の時間だと感じております。
その他の食費や娯楽の一部で消費を少し抑え、
お風呂を“楽しむ”という事に変化させていった方が、
最終的には自分の為になってくると思います。
お風呂は温かいお湯に頭部以外の全身をつける事になり、
冷えきった体でも、入浴によるどんどん体温を上げ、
免疫力を高める事が可能になります。
確実に体温を上昇させ、
体全体を温める事が出来るのです。
週に1回、お風呂に入る、後はシャワー。
これよりも毎日必ずお風呂に入る習慣をつける事で、
基礎体温も次第に回復(36℃台まで)してくる事が期待出来ます。
ただ当たり前かもしれませんが、
自分の体質や体調を考慮せず、
とにかく長時間お風呂に入って温め続けるというのは危険です。
湯疲れやボ～っとのぼせる感じを察知したら、
無理をせず楽しい、気持ち良いと思える範囲で入浴して下さい。
時間のある方は出来れば、
最初、寒く感じれば首までしっかりつかり、
少し温まれば半身浴に切れ替え、ゆっくり長くつかる様にすれば効果的です。
半身浴の際も肩や首元が冷えてきたら、
さっと首までつかり冷えを防いでください。
また、お風呂に入れば汗をかきます。
お風呂上りには必ず水分は補給するようにして下さい。
その際に、可能であれば塩も少々摂取すると良いでしょう。
この場合の塩とはスーパーなどで安く販売されている食塩ではなく、
天然塩です。
例えば海の精などは、そういった意味で
海水100％で製法も含め、体に良い天然の塩だと言えます。
汗が出ると、水分だけではなく、塩分も排出されています。
体にとって塩分は必要不可欠な存在です。
近年の流行り？か何かで塩分控えめとか
塩分＝高血圧だとか間違った認識により、
塩分はなるべく摂取しない方が良いと思っている方も少なくありませんが、
人間の血液の成分は海水と極めて近いと言えます。
塩分は健康を保つのに重要な成分なのです。
これはお風呂上りに水と一緒にさっと摂取しても良いと思います。
量は一つまみもいらないくらいと簡単に覚えてもらえれば良いと思います。
神経質に毎回、何グラム…と計る必要はないと私は感じています。
細かく考えすぎると長続きしませんので。
是非、取り入れてみてください。
この入浴で体温を上げるという方法に関しては、
市販の体温計で測る、表面上の体温というよりは、
体の中の深い部分…つまり細胞が力を発揮出来る様に芯から基礎体温を上げる目的があります。
この脳や内臓の体温を【深部体温】と言います。
お風呂につかった際に、
『はぁ～暑くなってきたな～。上がろう』とこれ以上無理だと思う瞬間が出てきます。
その時には深部体温が38℃～39℃レベルになっていると知っておいてください。
しかし、
『はぁ～暑くなってきたな～。上がろう』と思う時に、
意外と汗をかいていないと感じる場合は、
表面上の体温は高くても、体の中は冷えている“体質”です。
深部体温が慢性的に低体温だということです。
でも、これも日々のお風呂によって当然改善されます。
半身浴をしている際に、お湯から出ている肩や首、顔に汗を感じる様になってくれば、
本当の意味での体温の上昇、、、
つまり免疫力のアップが始まっていると思って欲しいのです。
確かにこれも今日、明日、すぐに効果が出るものではありませんが、
今日からでも楽しいお風呂を始める事で、
これからの人生において免疫力を高めていくように心がけましょう。
現在は新型コロナで自粛が要請されているので、
難しいですが、少し落ち着いたら今後の為にも、
月に1回、2回くらいはスーパー銭湯や温泉施設で、
ゆっくり温めるのも凄く良いと思います。
