青森県青森市に鎮座しています
香取神社です。
香取神社、拝殿です。
御祭神
経津主神、武甕槌神
拝殿内から本殿を参拝する形式です。
由緒
建久~天正年間(1190~1593)、
南部氏が陸奥国を所領していました。
明応七年(1498)、
田子弾正左衛門光康さまが、
(第十九代南部通継公・四男)
村民の力添えを得て
横内城を築城します。
城は円形に近かったので、
人々から鏡城と呼ばれました。
そして城内に堂宇を建立し、
北方鎮護の神として
毘沙門天を祀ります。
津軽の時代。
寛永十八年(1641)、
青森町を造る為に旧柳町に移遷。
明治四年(1871)、
神仏分離令により毘沙門堂は廃止、
香取神社と改称されました。
その後、
幾多の戦乱と荒廃、
宮地の狭隘が生じます。
平成三年(1991)、
敬神の人々が社殿再興を期し、
香取神社発祥の聖地・
横内城址に遷宮しました。
境内の風景