秋田県大館市にあります

立昌寺です。

 

立昌寺 7

 

金剛山立昌寺、本堂です。

宗派 曹洞宗

ご本尊 釋迦牟尼佛

比内三十三観音霊場

第五番札所

 

立昌寺 1

 

由緒

初めは(年代不明)山伏修験と

関係のあった堂宇で、

後口館間にあったと伝えられます。

その後(年代不明)、

真言宗に属して

金剛山龍寂寺となり、

浅利氏の祈願所となりました。

(浅利氏の滅亡後は寺運が衰退します)

 

立昌寺 m

 

正保四年(1647)、

大館の宗福寺・第五世の

機翁梵英和尚が勧請開山、

曹洞宗に改宗し

金剛山立昌寺と改称されました。

 

立昌寺 6

 

延宝八年(1680)、

火災となり

浅利氏三代の位牌や経巻、

龍寂寺時代の古記録を失います。

寛保四年(1719)、

現在地に移転・再建されました。

 

明治十三年(1880)、

独鈷の大火で類焼。

明治十八年(1885)、

現在の本堂が再建されました。

 

立昌寺 2

 

『ありがたや

立てし誓ひは

金剛の

山より落る

身をも救わむ』

 

立昌寺 3

 

立昌寺の近くには

浅利氏の氏神さま、

大日堂(大日神社)が鎮座しています。