岩手県盛岡市にあります
長松寺です。
長い参道を進むと、
本堂が見えてきます。
萬峰山長松寺、本堂です。
宗派 曹洞宗
ご本尊 釈迦牟尼仏
札所本尊 貞伝観世音菩薩
盛岡三十三観音霊場
第十二番札所
由緒
年代不明、
六部行脚僧(全国66ヵ所の霊場を
巡礼していた僧)が庵を結び、
阿弥陀如来を安置したのが
始まりと伝えられます。
当初は浄土宗で
梅香山長昌寺と号していました。
嘉永年間(1624～1644)、
当時の住職・久誉残察和尚が開基となり、
祇陀寺五世然室芳天和尚を勧請し開山。
曹洞宗に改宗しました。
年代不明、
第九世・中興松峰玄鶴和尚が
萬峰山長松寺に寺号を改め、
本堂改築を発願。
寛政八年(1796)、
第十一世・単山全堤和尚の代、
現在の墓地に本堂が完成します。
大正十三年(1924)、
現在地に移転、
本堂を新築しました。
鎮守堂秋葉殿です。
火防鎮守の遠州(静岡県)の秋葉神社の御分体、
秋葉三尺坊大権現が祀られています。
御加護により長松寺は
これまで火災に遭っていません。
『後の世を
頼む心の
目冴えて
よろづの峰に
かかる雲なし』
