秋田県八峰町にあります
松源院です。
もう少し北上すると白神山地があり、
青森県に入ります。
山門です。
瀧峰山松源院
宗派 曹洞宗
ご本尊 如意輪観世音菩薩
秋田三十三観音霊場
第二十八番札所
由緒
仁寿三年(853)、
慈覚大師が八森の白瀑に
不動明王を祀ったのが
始まりとされています。
(現・白瀑神社です)
そして天台の僧が別当となり
瀧峰山不動院と号し、
多くの堂宇が営まれたといいます。
天慶七年(944)、
大地震により倒壊。
元仁元年(1224)、
山野辺朝臣藤原氏時が再興、
長い年月で朽ち果て衰退します。
天文十三年(1544)、
補陀寺八世察心寿鑑大和尚が
天台宗から曹洞宗に改宗、
本館に移し瀧峰山松源院として
開山されました。
その後、年代不詳ですが
火災に遭い現在地に再建されたと
伝えられます。
嘉永二年(1849)、
大火によりご本尊を残して全焼。
慶応二年(1868)、
再建されました(現在の本堂です)。
『岩をたて
山をかこいの
瀧峯に
ただ 観音と
唱ふ声のみ』