秋田県大仙市にあります
唐松神社です。
唐松神社は古来から
安産の神として
親しまれてきました。
唐松神社拝殿です。
御祭神
軻遇突命、息気長足姫命、
豊宇気姫命、高皇魂命、神皇魂命
由緒
八幡太郎義家(源義家1039～1106)が
出羽国仙北郡唐松山勝郡権地社を修復、
蛇頭神楽を奉納しました。
（唐松神社縁起には獅子舞の事は
『蛇頭神楽』と記載されています）
また、八幡太郎義家は出羽国仙北郡
唐松山愛宕将軍権現も修復しました。
物部古記録には
物部守屋の一子那加世が
東奥の地に分け入り、
この地に祖先を祀る韓服宮を建立。
後に深く崇敬された神功皇后を
合祀したと伝えられます。
延宝八年(1680)、
唐松山山頂にあった奧殿を
現在地に移健しました。
(拝殿内にあります)
別宮の唐松山天日宮鳥居です。
円型の掘の中心に
天日宮が鎮座しています。
唐松山天日宮(あまつひのみや)
御祭神
饒速日命、登美夜毘売命、
玉鉾神、愛子神
秋田六郡三十三観音霊場
第十八番札所
(秋田県の情報誌『Ag』内の
宮司さんのお話では
『物部』という氏神さまが
祀られているそうです)
由緒
延宝八年(1680)、
唐松神社下宮を建立した際
唐松山光雲寺別当社として
現在地に祀られました。
『もろこしを
移すや名のみ
唐松の
川風涼し
法(のり)のかよひ路』
天日宮の裏には直接お詣りできる
御神体が祀られています。
右から『石男石』、『玉鉾石』、『子宝の石』です。
