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また素晴らしい体験談をいただいたのでご紹介します。
私はアルコール依存性になったことが無いのでわかりませんが、このブログでお伝えしてるプロセスは治療の助けにもなりそうですね。
※治療の際は専門家への受診をお勧めします


こんにちは。
以前にこうしてこうなったという体験談をくださいの投稿で
コメントさせてもらった太田です。

いろいろな考え方がある中で
私が経験から感じたことと岡田さんの経験からくる言葉が
一番腑に落ちるな~といつも投稿をみています。

私が自分に向かうようになったきっかけは
別れた夫がアルコール依存、DVだったこと。

20歳で出会って、同棲、23歳で結婚しましたが
出会ったときから酒癖は悪く、DVもありました。
でも「いつかきっと変わる。私ががんばれば」
と一緒にいたのですが
夫の実家の食堂を継ぎ、お店を一緒にやり始めたのですが
お酒の問題もDVもエスカレートしていくばかり。
30歳過ぎてたどり着いたのが「アルコール依存症」という病気だと言われたことでした。
3ヶ月入院して、退院してもうお酒は飲まないと言っていたのですが、お酒を飲んでいるときより暴言、暴力がエスカレートしていき、結局飲んで耐えられない暴言と暴力があって
やっと家を飛び出しました。

詳しいことは長くなるのでここでは省きますが

本気で家を出てから私の人生が変わってきました。

家を飛び出した時は
そんな暴言や暴力をやられても
「私がいないと死んでしまうのではないか」
という不安に襲われたり
自分の中のざわざわに耐えられなくて
毎日毎日、口から内臓が全部出てきちゃうというくらいの苦しみに襲われていましたが
ただただ感じていたら、1ヶ月もしないで大丈夫になってきたんですよね。

たぶん、生まれて初めて冷静になれたような気がしました。

それからしばらく別居することを決め、家を探し
カウンセリングにも行き始めて
鬱、パニック発作などをまともに受け止め
感じ切ったら、今まではいつもざわざわを何とかするための行動しかしていなかったのが
「自分はどうしたいのか?」を考え、行動ができるようになってきて、いろんなことがどんどん変わっていくようになりました。

「働かざるもの食うべからず」と思いこんでいたけど

鬱にパニック発作、肺に穴が2回も空いて、やっと
「働かない!」って決めたら、お金のことであんなに不安だったのに、ちゃんとお金は夫が用意してくれて
十分休養したら、「夫がどうのこうじゃなく、ちゃんと自分の足で歩く女性になりたい!」そう思って離婚を決めて、
もらえそうな慰謝料ではなく、欲しい金額の慰謝料を請求したらすんなりと用意してくれて、離婚することができました。

そして
カウンセリングのトラウマ治療で何かがパカーンと開き
最初は猛烈なパニック発作で体が壊れるかと思いましたが
自分以外の声がやってくるようになったのです。

思考ではなく宇宙=子宮の声ですね。

きっと今までは子宮の声を聞いていたら自分は生きる場所がないと無意識で感じ蓋をしていたんでしょうけど
別居して、緊張が解け、トラウマ治療で何かの扉が開いたとき
どんどん、そして大きな声で子宮からの声がやってくるようになりました。

最初は「なんか、自分以外の声がやってきてこんなこと言っていて、そんなことできるわけないけど、でも、、、、、きっとそれが正しいと思う、、、、、」

できるわけないと思っていても、それが一番正しいことは確信を持っていました。

でも、怖いから無視をしていると
あれやこれやと攻めてきて、結局子宮の声を優先しないと生きられない状況にどんどん追い込まれていったのです。

仕方なく
優先順位を子宮がいうようにして
住む場所を変え
暮らし方を変え
仕事の仕方を変え
できるかできないかではなく、やりたいかやりたくないかの基準で選び、そしてとにかくわきあがってくる感情をただただ感じていたら
自分の考え、力では絶対にできないようなミラクルな出来事が当たり前に起こってくるようになったのです。


ほんとにひとつずつ、ひとつずつやってみて
時には宇宙=子宮とケンカもしながらも
結局宇宙=子宮の声を大切にすると、心地がよくて、びっくりするようなうれしい出来事が当たり前のように起こってくるのですよね。


という経験をたくさんしてきたにもかかわらず、
今、宇宙=子宮の声が、自分がどうしたいかわかっているのに
本当にそれでいいのか?
怖くて怖くて、どうしていいかわからなくて不安に怯えている状況です。

最初に宇宙=子宮からやってきたことは
「本を書く」ということ。
その時、「あっ、私、本を書くために生まれてきたんだ」
って思いました。
でも、その時は
本を書く=それで食べていく=きっと時間がかかる
だから今は後回し。
と思っていたけど、
「本を書いて生きていくために生まれてきたんじゃなくて、
ただ、本を書くために生まれてきた」ってことなんですよね。

あれもやりたい、これもやりたいとやってみるけど
本当は
本書いて
好きなことお話しして
時々、ごはん作って
時々、ゲストハウスやって

ん、
そうじゃなくて、
ただただ話していきたいだけなんです。
お話しするために
食堂がやりたくて
ゲストハウスがやりたいんです。

そして、書きたいのです。

それで、生きていきたいんです。

でも
そのためにはこれをこうして、あれをこうして
ちゃんとあれとこれをやるから、それができるんだよっていっている自分がいつもいます。

今は、その真っ只中です。。。

お金の心配は、考えるといつでもなんとかなって
困ってこなかったのに、
怖いです。
いつもそれに怯えています。

今、手元に少しだけお金があるけど
支払わないといけないものには全然足りなくて
少しずつでも支払っていくのか
思い切って自分が心地いいことに使ったらちゃんと入ってくるんだろうかとか考えたりして
悩んで心がどうにかなりそうです。

というのが、今の状況です。

また、この先変化があれば報告します。

はちどり日記
はちどり物語~はちどり食堂ができるまで①はじめに~

はちどり物語~はちどり食堂ができるまで②結婚~

はちどり物語~はちどり食堂ができるまで③アルコール依存症~

岡田さんたちの挑戦、これからも楽しみにしています。
そして
私も、挑戦していきたいと思っています。

太田直美