『期待外れ』というのはよく経験することだと思います。
軽めのもので言えば、評判がすこぶる良いご飯屋さんに行ったらあんまだったとかそんなの。
旅をしていると期待外れなど腐るほど経験するのですが、その逆は少ないなぁと気付きます。
逆ーー『期待当たり』とでも言うのでしょうか、思っていたより良かったところですね。
あるにはあるのですが、絶対数が少ない。
そりゃそうです。
評判の悪いところにわざわざ行こうとは思わないし、興味のないところにも最初から行かないですしね。
でももしかしたら、それはもったいないことをしているのではないかと思うようになり、私の旅のルールとして、全く興味なくても目に付いたらとりあえず行ってみる、という無謀なルールを追加。
そのルールのもとやってきたのが、太宰治記念館。
昔の文豪たちの本は全く興味がありません。
読んだことはあるのですが、私がバカで理解できないんですよね。
しかしですよ、全く興味がないところへ行くことによって新しい自分を発見するのも大事かと思うわけですよ。
もしかしたらこの斜陽館を巡ったあと、「太宰の伝えたいことがわからないの？」「非国民？」などと突然イキりだしてしまうかもしれません。
あしからず・・・。
ちなみに生誕110周年。
太宰フリークには垂涎モノのイベントなども開催しているに違いない。
いい時に来たかも？
斜陽館は太宰の父が建てた豪邸。
太宰はここで育ったらしい。
いいところの生まれだったんすね。
２階は洋間になります。
庭も立派です。
・・・・・。
う〜ん、やっぱり興味が出ないすなぁ。
そもそも走れメロスを読んだとき、なんで王が許されるのかが理解できませんでした。
メロスもクソだな、という印象。
わからんな、文学ってなぁ。
太宰を理解して、イキってみたかったなぁ。
ちなみに人間失格は今年に実写映画公開予定。
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