こんにちは😃
大学院で解剖学分野を研究しているタカミヒサコです。
表情筋について解剖学的に解説を簡単にすると言ってしまったので
ゆる〜い美容解剖学シリーズ①は
シワについて。
法令線とか目尻のシワとか
目の下のゴルゴラインとか…
気になるシワいっぱいありますよね…
私は目尻のシワは笑顔をたくさん作ると出来るから大好きなシワですが😊
眉間のシワとかおでこのシワとかネガティブな感情の時にできるシワはあまり作りたくないもの😢
そこで!
デデデ… ダン!←白目と音がなくて不利だわー(;´д`)
シワを作る筋肉
第一弾は眉間のシワ!
色々な筋が協力し合って皮膚と筋と結合組織に摩擦や溝ができて持続、継続することによって出来上がるわけですが
まずは
@鄒眉筋 すうびきん
英語だと corrugator supercilii muscle こるげーたーすーぱーすぃりー まっする
ラテン語だと musculus corrugator supercilii むすくるすこるげーたーすーぺるちり
*深いところにあって二つに分かれる結構存在感のある筋
*鼻から眉毛と前頭筋の深層を走行するので眉毛とおでこを下に引き寄せて眉間の縦シワを作ります。
@鼻根筋 びこんきん
英語だと procerus muscle ぷろせるす まっする
ラテン語だと musculus procerus むすくるすぷろせるす
*眉間の間にあって鼻の根元から前頭筋と混ざって、眉間を下に縦シワと鼻の根元に横シワを作ります。
@眉毛下制筋 びもうかせいきん
英語だと depressor supercilii muscle でぷれっさーすーぱーすぃりー
ラテン語だと musculus depressor supercilii むすくるすでぷれそーるすーぺるちり
*目頭から眉頭に付く浅い筋で眉頭を引き下げて鼻根筋と共に眉間の縦シワを作ったり、悲しくて泣いた時とか中心にシワを寄らせる働きがあります。
シワと言っても
多分野で議論が多いのですが
現在の学術論文などで定義化されているものがあり
From Clin Anat 32: 573-584, 2019からだと
・ひだ:SMAS(表層にある筋、筋膜、結合組 織、皮下脂肪を含む美容外科などでフェイスリフト術に使用されるFASCIAの名前) の形態学的変化に関連する皮膚のくぼみや菲薄化
・折り目: SMASの形態学的変化に関連の
ない皮膚の変形
・しわ :余分な皮膚の過剰からなる加齢に
関連した持続的な皮膚の緩みによって形成
簡単に言うと
@美容外科手術のフェイスリフトなどで知られているSMAS (すます)がたるんで薄くなったりしてできるシワ
@SMASに関係なく皮膚の変形によるシワ
@加齢変化などで長いこと表情を動かしたりしてできるシワ
などにわかれているので、シワといっても対応が変わってきます。
シワに対応する美筋メソッドについては追々。
高見は解剖学を通じて
皮膚と皮膚をぺろんとめくった中身を比べながら、どうしたら人類が笑顔になれるかを想像し、研究しています。それは女性の笑顔に繋がるから。
実際に研究してわかったこと、ああ、こうすればリフトアップするのかー。
とか
表情筋だけでなく皮膚、血管、結合組織、神経など総合的に女性が美しくなる方法を変態的に美筋メソッドを通じて開発しておりますので、なるべくこのシリーズが続くようゆる〜く頑張りますのであたたかく応援してください。
長い文章お付き合いくださりありがとうございます。
重い腰をあげるきっかけをくださった方々に感謝です。
@hisakotakami
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