昨日は、午後から
初の女性総理誕生の瞬間を捉えるべく
テレビでは特番が組まれるなど
関心が集まった日々でしたね
私は高市さんが嫌いでした
勇ましいメイクも嫌でしたし
一時期、高市さんを始め
複数の女性議員が整形をしていて
若さに固執する感じも嫌だったからです
ところが
今回の総裁選ではメイクもナチュラルで
ありのままの、女性らしさを活かすことに
意識が変わったのか戦略か
勝負というより、やわらかさを示そうと
最初はぎこちないくらい
作り笑顔が過ぎていましたよね笑笑
そして、初の女性総理が誕生して
私は、女性初という括りには
何も心が動かなかったのですが
今までお飾りのように扱われていた女性議員が
今回は、まさに適材適所として採用されたことに
感動しました
それは、片山さつきさん
テレビで見てきた彼女には
共感を覚えたことは無いのだけれど
そんな感情とは別にして
大蔵省出身の優秀な女性が
財務大臣になることは
適材適所という意味で
至極当然なのだけど
果たして、男性が総理であったら
この採用は行われただろうか
と思うのです
片山さんや高市さんの年代の女性は
優秀でも
短大止まりがほとんどで
高卒、専門学校卒、短大卒で就職した先では
男性社員のための結婚相手として
子どもを産むための要員として
女性は男性社会に一瞬の腰をかけるのみの
働きしか求められなかった時代に
女性という立場を利用したり抑圧したりしながら
男性社会でキャリアを積み重ねることは
相当な困難があって
また、家庭に収まった女性も
優秀なエネルギーを
小さな家庭内に押し込め続けるしかない
別の意味の困難があって
片山さつきさんが財務大臣になったことは
昭和から抑圧されてきた
抑圧の海で、必死に泳ぎ続けた女性たちが
ようやく報われた
という、現象として映るのでした
女性たちの葛藤が
今の子どもたちの、平等さや自由さを
獲得してきたとも言えると
私は思っているのですが
子どもたちの時代を変えてきたからこそ
今、私たちが報われる瞬間を迎えた
そんなふうに
女性の集合意識にアクセスしたかのような
報われた思いのエネルギー
報われたことを祝福する感覚が
私のなかで、感動という感覚になって
沸き起こってきたのでした
私は、かつてから
政治家ほど、女性に適した職はないと
思っていました
人の心の機微を感じ取れ
根回しも上手だし
損して得を取るということが
難なく出来るのも女性には多い
マルチタスクが得意なのも
女性に多いしね
高市さんには
長期政権を担ってもらって
内閣改造のたびに、女性を増やして欲しい
見た目も華やかな
憧れさえ抱かせるような内閣に
仕上げて欲しいなと
初めて自民党議員に期待を寄せる私がいます
もちろん、最終的には
性別を越えて、年齢や当選回数ではなく
人間として、人間力そのものの
真の適材適所がなされることが
大切なんですけどね
不安を希望に変えられるのか
見守っていきたいと思います