●p249 聖徳太子の『未来記』の中で、人類滅亡の前には「天、不義を憎んで怪物を下す」と記されており、この怪物は仏教でいうところの「クハンダ」を指しているようであり、それは疫病を意味することから、今となっては「コロナ」のことを預言していたとうかがえます。

●p250 そして、ほんとうの悪鬼は、「人間のなかに潜む悪心のこと」を指し、この悪鬼の暴走にも警告を発しています。
それにより「人間同士の奪い合いが始まる」と、戦争や食糧難を思い起こさせるような警告を鳴らしています。これは、最悪のシナリオです。

●p240 だいたいどの預言も、隕石の衝突やポールシフトなど、地球レベルでの天変地異的なことが起こるという前提があり、原因は自然を破壊してきた人類にあるので、悔い改めることが大事であると警告しています。確かに現代人の所業をみれば、そのとおりとしかいいようがありません。

●p254 阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本大震災の三つの震源地の近くには、すべて妙見宮が建っています。このことに何らかのメッセージ性を感じざるをえません。
 

●p232 太子が目指した天(北極星=天皇)を中心に置く、宇宙の法則に沿った信仰は、世界宗教を超えた「宇宙信仰ヤマト」と呼ぶべきものだったのです。
[※中国で天皇大帝と呼ばれていた北極星を日本の天皇陛下と重ねて考える妙見信仰の説明。]

●p241 聖なる予言を「またか」と捉えるのではなく、その中から現状を把握し、好転させるヒントをつかんで実践し、よりよい社会を後世につないでいくこと。これが「預言の先」にあるものです。

(中山康直著「聖徳太子コード 地球未然紀」ヒカルランド刊 から抜粋)


以上、『聖徳太子コード 地球未然紀』の預言の章を要約しました。
皆様はどのように受け取られたでしょうか。

中山康直氏自身も、自分の終末預言を発表したことがありました。
https://megalodon.jp/2024-0113-1601-05/https://ameblo.jp:443/supidama/entry-12686053631.html
 


私は、基本的に、終末予言(人類滅亡の予言)には二種類あると考えています。
ひとつは、世を惑わす虚言。
もうひとつは、その人自身の感情や思いや希望が反映したパラレルワールドです。


●終末論の背景にあるもの
●縄文時代の日本人に終末論が無かった理由 →生成化育

●「倭」(やまと)と「大和」(やまと)の違いについて

 

これらについて、以下の記事で考察をしてみました。
「麻の葉模様」がキーワードです。

 

 


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