古代日本には2つの大きな国家がありました。
一つはヤマト政権(ヤマト王権力)です。

もうひとつは、「日本書紀」の中に、東方の辺境の地に「日高見国」があり、その国の人々を「蝦夷(えみし)」と呼ぶと記述されています。
10世紀ごろに中国で編纂された「旧唐書」の中にも、日本列島には2つの国が並立して存在していたことが記述されています。

私は以前より、青森県の八戸と熊本県の八代を結ぶ「八八ライン」が日本列島の鬼門線であると主張してきました。
このライン上には唐松神社や、日本列島を龍体と考えた時のパワースポットである珠洲岬があります。
さらに、日本海沿岸を通るこのラインが、出雲口伝で語られている縄文・日高見国のアラハバキ大神が南下してきたルートと一致することに気づきました。