続き……
病院をあとに我が家へ
ゆっぴ~も当時は妊婦さんで
天晴みるだけでも本当大変なのに
たいちもみがら家事も仕事もして
わたしのことも気にかけながら
本当に感謝しかない
ゆっぴ~の器の大きさは
やっぱりすごすぎる。
そんな中
西山は東京へ出張。
その間友だち夫婦が泊まりがけできてくれて
ご飯作ってくれたり掃除してくれたり
こどもたちの面倒を見てくれたりと
たくさんの仲間に助けてもらった時間。
でもわたしの心は複雑で
なにもできないわたしとの向き合い
たいちを抱っこすることも
西山の出張の用意をすることも
ご飯をつくることも布団をひくことも……
今まで当たり前にやってたことが
何一つ出来なくてただただ寝てるだけ
今まで人に頼ることが苦手だったわたし
人に頼るしかなくて申し訳ないのと
居心地がわるいのと
なんともいえない複雑な気持ちだった。
でも少しづつ少しづつ
勇気をだして頼るをやってみた。
ありがとうが自然に言えて
あ~人に頼ってもいいんだぁ~って
本当は助けて~って
言いたかったんだぁ~
迷惑かけちゃいけないって言われてきたけど
もしかしたらそうじゃないのかもしれない
がんばって握りしめていた
わたしの価値観が崩れていきました。
赤ちゃんはわたしに
人に助けてもらうことの大切さ
もっと頼ってもっと信頼していいと
肩の力がふっと抜けていく感じ
寝たきりになったからこその味わい。
赤ちゃんは命をかけてけて
わたしにたくさんのことを体験させてくれました。
動けることのありがたさ
寄り添えることのありがたさ
生きてること生かされてることの素晴らしさ✨
当たり前の生活が本当は奇跡だったこと
好きな人が生きてること
大切なこどもたちが生きてること
わたしが生きてること
当たり前ってどこかで思ってた
でも当たり前なんてひとつもなかった。
続く……