舞台「夢の淵」
無事終演いたしました。
少し長めの
ご報告です(*´꒳`*)
今回の舞台も
たくさんの方の支えの中
千秋楽まで走れました。
と言っても3回公演ですが、、
戦国時代、
武田勢を長篠の設楽原で
ほぼ殲滅させ
天下を目前にした織田家が
その勢力を見せつけるため
安土城の築城祝いをする
そこに3年間、織田・明智家に
潜り込んでいた武田の忍びが
信長の首を狙う。
そんなストーリーの中で
明智光秀の娘・玉役でした。
玉といえば細川ガラシャとして
歴史に名を残している人で
美しさだけではなく
凛とした意志の強さと賢さを
もったいた姫として描かれた
書物がたくさんあります。
ガラシャさんに関する書物を
読むにつれ、とてもとても
興味とイメージが深まり
そんな彼女が細川家に嫁ぐ前の
まだ自分の立場や戦国の世を
理解し行動をわきまえきれていない
少女の頃、足軽に思いを寄せるという
ほんの僅かな時間を
生きさせて頂きました。
初めての時代劇ということで
芝居・演じるという事を
一から考える機会にもなりました。
現代と比べて情報は少ない、
でも美しい日本語、それを
ゆったりと台詞として伝えるために
きちんと舞台発声と腹筋がないと
耐えられないからです。
いくら書物を読んで
イメージや人物像を膨らましても
表現がしきれていないと
伝わらない。
思い返すと今までは
感情をつくって勢いのままに
喜怒哀楽を出してきたな〜と。
だから時折、
自分では100%そうしているのに
「こうしてくれ」と演出を受け
戸惑ってきました。
それは、やってるつもりなだけで
そのように声や体が使えて
いなかったという事で。
その今までしてこなかった、
出来ていなかった課題に
とことん向き合う舞台稽古でした。
磯村みどり先生に
その魅せ方を指導して頂いて。
本当に小屋入りしてからも
勉強の日々で。
大先輩方のお力を借りながら
毎公演毎に成長出来たと
自分では思っています。
毎回の私の出演舞台を
観に来て頂いてるお客様にも
声の出し方がよかったよ
という評価があり
何よりも嬉しい感想でした。
衣装もカツラもメイクも
日本の芸能を古くから
作り上げていらっしゃった
方々にお世話になり
万全の体制で臨めました。
身につけて来た事を継続し、
次へ生かしたいと思います。
応援してくださった皆様、
本当に本当に
有難うございました!!!
幸せです。
体はまだこりっこりです( ; ; )
皆さま、次回もお楽しみに♬
引き続き応援、
よろしくお願いします。