先日、2度書いた記事がアップ直前に消えてしまい

超大作(内容ではなくて書いてた時間)だったのに、、、と意気消沈。
悲しく落ち込み、抜け殻となり日々経過。
やっと書く気になりました

さて、掛川から出発の日。
ホテルを出て5分程走った所で道がわからなくなる。
あれれ、、あれ、、?ときょろきょろしながら右に左に
うろうろ。
目の前は川

でも向こう岸に渡る道がない。
そんなわけないだろう、、と、また右往左往

あれぇ。。。ない。。
どうしたものかと、誰かにお訊ねしたく、人探しをしながらゆるゆる進んでいたら
みーつけた!
散歩してる、近所の人っぽいおじさん

すみませ~ん。。と話しかけ、事情を説明するが
説明された道は、さっき私が迷った道。
いやー、、違うんだよな、、と、もう1度説明

しかし回答は一緒。
うーむ、、、

(自分で調べようかな、、とiphoneを取り出す)
すると、、
『おーすごいの持ってるねー!それって地図が出てくるの?!
おっちゃんにも見せて~

』とキラキラした目で覗きこんでくる。。。
いいですよ、、と渡すと、
『どうやるの?!ここ、触ってもいい??』

『おー!すごーい』
と、童心に戻ったよう。困ったなと思いつつ、何だかかわいい

しかし、刻々と時間は過ぎてゆき、
あーあ、どうしよう。と、その様子を眺めながら
なんだかんだと雑談し、
もう1回聞いてみようかな。。と
同じ事を説明して、この辺りの方々は川の向こうにどうやって行くのかと訊ねる。
うーーーー

やっぱりそれじゃぁわからなーい。
『ありがとうございました。とりあえず進んでみます

』と言って
街に戻って1から進み直そう。。と逆に進む。
でも、この辺でまた誰かわかる人いないかなー、、と
往生際悪く、キョロキョロ進んでいたら、、、
カーーーーーーーン!!と何かにぶつかる。

もちろん転倒

ぎゃー!!と錯乱ぎみのわたし。
そして足を見ると血が出てる、、、
痛いです。。

しかもここまでNO転倒で来てたのに、、
ピカピカの自転車が傷ついた、、、

その場にうずくまり、あちこちがあっという間にサーッと青タンになり始めたのを見て
いじける。
朝から先行き暗い気持ちになり、誰かと話したく、涙声であちこちに電話。
しかし。。だれも出ない。。
そんな中、唯一繋がったのが、、お姉ちゃん

とにかく思いのたけを聞いてもらいたく
ここまでの泣き言を語ると、
大丈夫?!バンドエイド持ってるの?!湿布は?!
ルートはすぐに調べてあげるからまかせて!!と動いてくれた
持つべきものは優しい姉だよ。。
やっとなんとなく道がわかり、さーがんばるぞ

と、時計を見ると9時50分。
(朝出てからここまでで1時間半経過。しつこいけど、ここはまだホテルから5分の地点

)
今日中に伊良湖岬に行けるかも~

な、朝のほのかな夢はあきらめに変わる。
とりあえず道は、ほぼわかったので、浜松を目指して必死にひた走る。
なんか今日すごい暴風だなー。。と走るうち
あっという間に天竜川

すると、また道がない、、(橋に測道がないという意味。しかも超長い)
恐ろしすぎて、しばらくフリーズ。そして引き返す。
ネットで調べると、やはり天竜橋は、ノミの心臓の私では渡れない様子。
代わりに隣を走るバイパス脇に道があると書いてある。
行ってみると、これが素敵な幅広測道

ほっとして風を切る。あー気持ちいい。。。
と思ったのも最初だけ。
進み始めると、車体ごとなぎ倒される勢いの風

ひゃぁぁぁーーーーー!!!と、ハンドルを握りしめて、身体を前屈させて、
猛ダッシュ。相当必死。
ひゃーー渡れたー、、、汗
で、ここまで着たらもう浜松市。
しかし、たったこれだけで、激疲れてる、、、

まだ浜松だけど、、と言い訳しつつ休憩欲に負け、カフェに入る。
自然食のうどん屋さんでお腹いっぱい食べて
ちょっとだけ元気になる

しかし疲労度はこの旅1番。
なんか身体だるい、、と思いつつ、ルート確認を、、とナビを見ながら
今日はあんまり進めないかもなぁ。。。と少し暗くなるワタシ。
しかし風、本当にすごいなー、、、なんだってこんなに吹いてるんだ、、?
と思いながら
ゆっくり走り出し、今日中にがんばって行ける限界はどの辺りかなぁ、、と
考えながらダラダラとネガティブ走行する

が、気力がなく、途中でやたら止まりながら
思わず知人に電話し、今日って宿、、どっかあるかなぁ、、
なんか疲れちゃって走れないんだよね、、と言うと
『えーーーーー!ダメだよーそれは困るよー!!今日はもうGWで宿がないんだよー!
伊勢方面に近くなればなる程全然、本当に全くないんだからー!!』と。
『。。。そうなんだ、、』(ますます意気消沈)
『だから!相当がんばって進むか、今日はあきらめて、今の場所のほんの少し先で泊ま るか、
本当にどっちか1つしかないよー!』と。
そんな事言われても、、と思いつつ
『。。。進む。。。』
と、(自信はないけど)言ってみる

なんでこんなに力が出ないんだろう、、と考えてみたら
すぐ理由がわかる。
風だ、、、

(普通に考えればわかるのに、、

)
ふーーーーーーーー、、、もう景色を見ながら楽しく行ける所まで走ろう

もう、最悪今日は野宿でもいいや、、
と、気分を変えて進み始める。
なんとなく気楽になり、風はものすごいけど
スイスイ進み、頑張れそうな気配(というと誤解されると思うが、ギアは左右が2。ちっとも進んでいません。笑)
しかし、無理な時に、思考まで無理させないのがいいのかも

と思い
非常に遅々としつつも走行。
そして、弁天島付近の海風に激、激、煽られつつもなんとか進み、
伊良湖岬に繋がる山に突入

あとはもう、ひたすらこの道を進めば伊良湖に着くんだ。。と
じんわり嬉しい

と思っていると電話。
『宿が見つかった!!』と。
ここから20キロ付近に1部屋だけ空いている宿があり、
更には、今日の私の走行事情を話し、このままでは夜中になるかもしれないと話したら、
宿のご主人が『時間によってはトラックで迎えにいってあげますから!
もちろん自転車ごと乗せて宿までお連れしますから大丈夫!』と言って下さったらしい。
ありがたい。。

知人の死にものぐるいの宿探しの恩恵と、
こういうのが神様の加護だと思い、なんとかお迎えなしで宿まで行かなきゃ。。と
今日一番のスピードで飛ばす

(しつこいですが、これでも普通の人からしたらゆっくりママチャリペースです)
この時点で夕方16時半。
1時間10キロなんて全然むりな体力なので
20時くらいなら着けるかな、、と思い、ただひたすらに宿を目指す。
が、あっという間に日が落ち、またも真っ暗な中の走行が始まる

性懲りもなく、結局毎日、夜走っている自分にがっくりしつつ
自分への過度な期待はもうやめよ、、と思う。
次第に寒くなり、もう限界かもと思った時にコンビニ発見

ダッシュで寄って
急いで防寒装備をしながら横を見ると、ツーリングのバイカーの皆さんも
防寒してる。
よくよく見ると、毛皮とかモヘアの、ジャケットやグローブ、レッグウォーマーなんかしてる。
いくら何でも暑くないのか?!

と驚き笑う。
そして、私は暗闇に飛び出し、また必死で進む。
登りと下りの繰り返しなので、とにかく漕ぐのに必死で
あと一体どれ位かを確認しながら走る余裕はない。
この間、後ろから爆音で走ってくるヤンキーバイカーから逃げ、
逃げたのに、追い越された先で待たれ(しかも歩道に入って止まってこっちを振り返ってずっと見てる)鬼ごっこみたいな走行をするハメになったり
暗いのに、歩道の端を走りすぎて、田んぼに突っ込みそうになったり
まったく今日は波瀾万丈だなぁ、、と思いつつ進んでいると
今度は横を軽トラが猛スピードで追い越したので、ひょぇ~こわいじゃないかー、、
とびびっていると
なんと、その軽トラが車道の真ん中に止まり、私の行く手を塞いでる。
さっきのヤンキーバイカーとの攻防戦を思い出し
身構えながら、キッ

と怖そうな顔をして、さっさと横を通り過ぎようとすると、、、
『Sさんですか~

?時間も遅いから心配になって迎えにきましたよ~』と!!
(ゲッ!睨んじゃったじゃん。。)と思いつつ
(本当は)1人でたどり着きたかった、、と悔しさと悲しさで
心がいっぱいになり、涙が出そうな複雑な心境になったものの
反面、もう寒すぎて、いくら走っても温かくならずガタガタしていたのと
疲れ切っていたので、ものすごく嬉しい気持ちもあり
ありがたく自転車と共に宿まで配達してもらう事に

いろいろおしゃべりしながら宿に到着し
暖かい室内に入れて心底ホッとする(しかし、空いた道を車でビュンビュン飛ばしても
30分以上乗ってた。。10キロどころじゃなかったのだろうな、、)
この夜は女将さんのおもしろ話しや、サーファーの宿だったようで
爽やかな海の女性たちを交えた団らんのひとときに癒され
ぐっすり休眠

翌朝はいよいよ伊良湖岬に到着となると思うと心躍る気分で眠れなくなる程
早朝の出発が楽しみな夜となりました

翌朝の素晴らしい景色や思い出は次回また書きます。