インドは世界でも有数のコーヒーの産地である。
街には、コーヒー豆の挽き売りの店もあり、その近所に近づくととてもいい香りがする。
インドという国は、どこに行ってもカレーやスパイスの匂いがするが、ここだけは違う。
また、コーヒースタンドでは、ミルクたっぷりのコーヒーを入れてくれる。
インドではチャイが有名だが、同じくらいにコーヒーが売られている。
しかし、そのおいしいコーヒー豆があることを日本人はあまり聞いたことがない。知らないのだ。
なぜかといえば、世界有数の産地であっても、世界有数の人口を抱えていれば、消費も多く
他国に輸出するほど余裕がない。 でもこれは嘘である。実際は輸出もしている。
しかし、日本ではない。 インドの昔からの友好国であるロシア(以前はもっと大きなマーケット
ソヴィエト連邦)への輸出が多いと聞いている。
コーヒーは、道端のスタンドで飲むことができる。 朝の散歩で立ち飲みをする。
この値段は、5Rsであったり 10Rsで有ったりする。 量が多少違って値段も違う。
小さなプラスティックのカップでは、その安いほうの値段、 ガラスのコップにたっぷりと入っているのが
10Rsの方である。 インド人は通勤の途中にバイクを止めて飲む。
冷房つきのコーヒーショップも最近街でよく目に付くようになった。
建物の前面が総ガラス張りの店で、 Coffee a day などチェーン店がある。
液晶TVの大画面で設備され居心地のよいソファーに座って飲む、コーヒーは
60Rsほどする。 立ち飲みの5倍も10倍もする。
それでも若いカップルなどは、ゆっくり話せる店を選ぶのは世界共通なのだろうか。
以前、息子もインドでコーヒー店をやりたいと言っていたが、そのときにはまだこんなには普及してなかった、
先見の目が有ったのだろうか? 若者には若者のデマンドが理解できるのであろう。
私は、どちらかというと、立ち飲みの方である。 小銭を握って、チャイやコーヒーを飲みに行く。
そこで戯れる人々と顔を合わせるのが、日課みたいなものであるから。