“人材育成とは「全社的な経営戦略の一環として、すべてのビジネスパーソンが日常的に取り組むべき企業活動」である。”
まさにそう思います。
特に参考になったのは、
第1章 学習のメカニズム
第3章 動機づけの理論
第7章 キャリア開発の考え方
第8章 企業教育の政治力学
です。
こういう本がなぜもっと世間一般に普及しないのか不思議です。
人材育成に関する知識は、
社会人としての一般教養のようなものだと思うのです。
人事に関わる人だけでなく、全ての社員が共通認識として知っておくべき知識だと思います。
そうでなければ自分の会社の人事制度がいいのか悪いのかの判断すらできません。
自分が今までいた会社も、
人材育成はOJTという都合のいい言葉で語られて結局中身はなく、
個々の先輩社員や上司の「私の教育論」を適当に聞かされるだけのひどい運営の仕方をしていました。
理論というのは机上の空論ではなく実践する為の根拠です。
ロジカルな根拠無しに、中身の無い根性論や経験談だけで納得して行動するほど後輩や部下は馬鹿じゃない。
「最近の若い者は」というおじさんたちの決まり文句から始まる表面的にはもっともらしく話している内容は、
時代という文脈から置き去りにされている自分たちを,
必死に否定しようとしている見苦しい言い訳にしか聞こえないのです。
なんだか少し辛辣になってしまいました。。
自分がもし会社を作る時は、
人材育成のマネジメントはきちんとしたいものです。
ダイヤモンド社
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