アンベラシー ホワイト
宮崎県(株式会社 都農ワイン)
ピノ・グリ49%、トレッビアーノ39%、アルバリーニョ12%
alc11%
艶のある黄金色がかった、やや濃いイエロー。粘性はやや高い。
メロンやオレンジや黄桃などのやや甘やかな凝縮した果実香を感じる。黄色い花などフラワリーでもあり香りの量も多い。レモングラスなどの乾燥したハーブの印象、白胡椒、石灰や潮のような強いミネラル、かすかに蜜の印象もある。
アタックはやや強い。甘やかで丸みのあるボリューム感のある果実味が広がる、酸味は爽やか。中盤、レモングラスなど乾燥したハーブの味わいが複雑味を作り、白胡椒のようなスパイスと強いミネラル感と塩苦味が厚みをつくるとともに味わいを引き締める。果実味とハーブによりオレンジフレーバーの紅茶のようなアフターフレーバーを残しフィニッシュ。余韻はやや長い。
都農ワインではキャンベル・アーリーを主体として多くの品種のスティルワイン、スパークリングワインが造られているが、これはブレンドワインとなる。価格としては都農ワインの中では安いしブレンドなので最初は買わなくてもいいかな〜という感じだったが、ワイナリーツアーに付属の試飲でいただき美味しい😋ということで購入したものだ。
アンベラシーとは“あんべらしー”という都農弁で、「塩梅がいい」、「ちょうどいい」とう意味で、そこから付けられている。
味わいの中心はピノ・グリだが、ハーブの印象はトレッビアーノ?、ミネラルの印象はアルバリーニョ由来かと思われ、品種個性もしっかり出ているがブレンドによる複雑味と厚み、バランスに優れた良品に思える。ネーミングからも成る程なという印象だ。
セパージュは年によって変わるようだが、アルバリーニョについては次のヴィンテージでは単一で造れそうで、アンベラシー ホワイトからは抜けるかもしれないとのことだった。残念でもあり、単一のアルバリーニョには期待感もあり複雑な心境。
このブレンドを是非試していただきたい!