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ワインの部屋 知識があればワインはもっと美味しい❤️

出会ったワインを勉強も兼ねてちょっと深掘り。
毎日、ワイン開けるわけではないので、ないときはソムリエ/エキスパート試験対策や日本ワイン検定の話も織り込んでいきたいと思います。

 

クライン・ザルゼ セラー・セレクション ブッシュ・ヴァイン シュナン・ブラン  2022

南アフリカ(コースタル・リージョン)

シュナン・ブラン

alc13.5%

 

輝きのある、緑がかった、やや淡いレモンイエロー。粘性はやや高い。

 

レモンやライムなどの柑橘に加え、青リンゴや白桃などの豊かな果実香が広がる。レモングラスやセルフィーユなどのフレッシュハーブ、石灰のようなミネラル、ガンフリントのようなスモーキーな印象が調和。

 

あー、美味しすぎてコメントする前に全部のんでしまった・・。

久しぶりに美味しい辛口シュナンにあたりました。

とにかく、酸味の効いたキリっとした柑橘に加え、青リンゴや白桃などの味わい、ミネラル感と中盤からのハーブの調和が素晴らしい。

 




 

 

 

 

 

 

 

宮崎県(株式会社 都農ワイン)

甲州

Alc11%

 

輝きのある、ピンクがかった、やや淡いレモンイエロー。粘性はやや高い。

 

グレープフルーツや青リンゴに加え、白桃などの果実香を感じる、丁子や白胡椒のようなスパイスがある。

 

酸味は爽やかで、フレッシュなグレープフルーツや青リンゴの味わいが広がる。果皮からの軽い渋みによりグレープフルーツのゼストのような印象もある。中盤から丁子や白胡椒のスパイスが味わいを引き締める。

 

ワイナリーのコメントによれば、南国の甲州ということでアプリコットや洋梨の・・と果実味が柑橘より洋梨の方向よりということを書いているのだが、それには異論がある。白桃は感じるけれど、柑橘の味わいがしっかりとした酸味もあり強調されていると思われるからだ。酸味についてはもともと甲州は教本上”穏やか”となっているが、南国で果実もいしっかり熟するであろう宮崎県でもしっかりとした酸があるのは素晴しい。

いずれにせよ、美味しい甲州ではあった。

3000円台後半の価格がネック。

アンベラシー ホワイト


宮崎県(株式会社 都農ワイン)

ピノ・グリ49%、トレッビアーノ39%、アルバリーニョ12%

alc11%


艶のある黄金色がかった、やや濃いイエロー。粘性はやや高い。


メロンやオレンジや黄桃などのやや甘やかな凝縮した果実香を感じる。黄色い花などフラワリーでもあり香りの量も多い。レモングラスなどの乾燥したハーブの印象、白胡椒、石灰や潮のような強いミネラル、かすかに蜜の印象もある。


アタックはやや強い。甘やかで丸みのあるボリューム感のある果実味が広がる、酸味は爽やか。中盤、レモングラスなど乾燥したハーブの味わいが複雑味を作り、白胡椒のようなスパイスと強いミネラル感と塩苦味が厚みをつくるとともに味わいを引き締める。果実味とハーブによりオレンジフレーバーの紅茶のようなアフターフレーバーを残しフィニッシュ。余韻はやや長い。


都農ワインではキャンベル・アーリーを主体として多くの品種のスティルワイン、スパークリングワインが造られているが、これはブレンドワインとなる。価格としては都農ワインの中では安いしブレンドなので最初は買わなくてもいいかな〜という感じだったが、ワイナリーツアーに付属の試飲でいただき美味しい😋ということで購入したものだ。

アンベラシーとは“あんべらしー”という都農弁で、「塩梅がいい」、「ちょうどいい」とう意味で、そこから付けられている。

味わいの中心はピノ・グリだが、ハーブの印象はトレッビアーノ?、ミネラルの印象はアルバリーニョ由来かと思われ、品種個性もしっかり出ているがブレンドによる複雑味と厚み、バランスに優れた良品に思える。ネーミングからも成る程なという印象だ。

セパージュは年によって変わるようだが、アルバリーニョについては次のヴィンテージでは単一で造れそうで、アンベラシー ホワイトからは抜けるかもしれないとのことだった。残念でもあり、単一のアルバリーニョには期待感もあり複雑な心境。

このブレンドを是非試していただきたい!