いよいよボルドーです。
ここはとにかく覚えるだけです!
ボルドー概論
ブドウ栽培面積10.9万ha ワイン生産量423万hl
北緯45度前後とワイン産地としては北側だがガルフ湾の影響で緯度のわりに温暖な海洋性気候
メドック地区
1855年のパリ万国博覧会の際に格付け
ジロンド川左岸
主要A.O.C.
メドック、オー・メドック
村名を名乗れるA.O.C.
サン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、
マルゴー、ムーリス、リストラック・メドック
以上、すべて赤のみで白ワインはA.O.C.ボルドーとなる
*地図上の位置を覚えましょう
グラーヴ地区
ジロンド川左岸
赤ワイン:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ
白ワイン:セミヨン、ソーヴィニヨン
主要A.O.C.
グラーヴ(RB)
ペサック・レオニャン(RB)
グラーヴ・シュペリュール(半甘B)
サン・テミリオンとサン・テミリオン衛星地区
1955年に最初の格付け、以後6回見直されている
プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAはシャトー・オーゾンヌ、
シャトー・シュヴァルブランに加え、2012年にシャトー・アンジェリュス、シャトー・パヴィーが
最新の格付けは2022年
第一特別級A (プルミエ・グラン・クリュA)はシャトー・パヴィーと新たに昇格したシャトー・フィジャックで、残りは辞退した
ドルドーニュ川右岸
サン・ジョルジュ・サン・テミリオン、モンターニュ・サン・テミリオン、
リュサック・サン・テミリオン、ピュイスガン・サン・テミリオン
いずれも赤のみ
ポムロールとラランド・ド・ポムロール
ポムロール、ラランド・ド・ポムロール
いずれも 赤のみ
フロンサデ
イル川の西、ドルドーニュ川右岸のワイン産地
「モラス・デュ・フロンサデ」と呼ばれる軟質砂岩が特徴
フロンサック、カノン・フロンサック
いずれも赤のみ
コート
ジロンド川、ドルドーニュ川、ガロンヌ川の右岸に点在
大陸性気候
ここは生産可能ワインタイプが様々です
とくに以下の3つは生産エリアは同一です
ブライ・コート・ド・ボルドー(赤)
ブライ(赤)規定がより厳しい
コート・ド・ブライ(辛口白)
アントル・ドゥー・メール地区
ガロンヌ川とドルドーニュ川の間
地図上でカディヤック、ルーピアック、サント・クロア・デュ・モンの位置を確認しましょう
ソーテルヌ&バルサック地区
ボルドー市の南東、ガロンヌ川の左岸に位置し、その支流のシロン川を挟み、ソーテルヌとバルサックが広がる。
貴腐菌(ボトリトゥス・シネレア菌)による貴腐ブドウから甘口ワインが造られる。
1855年のパリ博に際し、メドック地区とともに格付けされる