住吉さんから小浜を通り、帝塚山西の静かな住宅街へ。

「無学」の看板に惹きつけられる。
仏教に習う無学の意味と無に学ぶ
と言わんばかりに、二つ、いやオチも含めば三つの意味が交差した。

この場所は
笑福亭鶴瓶さんが師匠である
六代目笑福亭松鶴(しょうふくてい しょかく)師匠
の住宅地跡を改築した寄席小屋『帝塚山 無学』

無学亭は鶴瓶さんがご自身の師匠の住宅地跡に
師匠や師匠の奥様との思い出が詰まった場所。
ご自身の修行時代を過ごした場所でもあり
昔はどの町にもあった小さな客席の雰囲気を
後世に残したいとの思いがあるそうです。

私は、そんな無学亭の看板を目にして以来
その文字が放つ多様な解釈と重みが頭の角で気になりながら
その角に因んだかのように角座に初めて立つ日を迎えた。

今も定期的に開催されている無学の会
その当選倍率は高いと知り
いつか必ず当てたいと決意しました

Ps.
近くには味のある佇まいのお茶屋もあります。
ご家族やお弟子さんからあーちゃんと呼ばれ親しまれていた、お師匠の奥様、その面影を連想させるかのような木目と白壁が柔らかな印象です。

#無学
@shofukuteitsurube