NHKが夏目漱石の死の原因を鎮痛剤と疑う特集を放送しました。
 
 ところが、医者の書いた本がありました。


 当時、漱石が飲んでいたのは、アスピリンでしょう。

 バイエル社が発売した薬は大ベストセラーになりました。

 バイエル社は写真のとおり、ヘロインも薬として販売していました。



 製薬会社が悪魔の手下だとわかる広告ですね。

 鎮痛剤、消炎鎮痛剤は、「悪魔の薬」です。

 飲むのは、悪魔に魂を売る行為。

 朝から、テレビでロキソニンのCMを流していますね。

 悪魔の宣伝です。

 どれほどの副作用があるか、2016年の記事を紹介します。

 その前に、「アスピリン・ロキソニン・イブプロフェン・バファリンの違いと使い分け」というネットの記事を紹介します。

<アスピリン・ロキソニン・イブプロフェン・バファリンと言えば「鎮痛剤」として知られている成分や市販されている薬の名前です。これらは全て解熱鎮痛剤としての働きがあるお薬ですが、それぞれ違いがあります。
この4つの薬にについて特徴や使いわけの方法について調べていきたいと思います。

アスピリンの特徴

アスピリンは「アセチルサリチル酸」という成分から出来ている鎮痛剤として古い歴史をもつお薬です。「消炎」「鎮痛」「解熱」作用があり、風邪をひいた時の熱さましや頭痛、腰痛の痛み止めとして用いられます。

アスピリンのもう一つの特徴は「抗血症板作用」であり血小板の働きを抑える事で血液を固まりにくくする作用も持っています。


ロキソニンの特徴

ロキソニンは炎症をしずめ腫れや発赤、痛み、熱などの症状を抑えるお薬です。安全性が高く、眠くなる成分が入っていず、また胃腸への副作用が軽減されているお薬ですので色々な痛みに対して広く用いられています。また、色々な形状の物があり症状にあわせて処方されます。
 

イブプロフェンの特徴

イブプロフェンは炎症を和らげ発熱や痛みを抑える作用を持つお薬です。ドラッグストアなどで購入できる市販薬にも配合されている成分で効き目が比較的穏やかで副作用の少ないお薬です。


バファリンの特徴

バファリンは成分のアスピリンに胃酸の働きを弱める物質が配合されたお薬です。市販のバファリンにはアスピリンが配合されている物、イブプロフェンが配合しているものなどがありますので、それぞれの特徴によって使い分けができます。

それぞれの使い分け方法

アスピリン・ロキソニン・イブプロフェンは「非ステロイド性消炎鎮痛剤」に属するお薬で、体内で痛みを引き起こす物質が生成されるのを抑制する事により解熱や鎮痛に作用します。

アスピリンは鎮痛剤としてだけでなく抗血小板作用による心筋梗塞や脳梗塞の予防や治療薬としても使われます。

イブプロフェンはアスピリンより解熱鎮痛作用が強く小児にも使えます。

ロキソニンは抗炎症作用と解熱鎮痛作用が3種類の中で最も高く副作用としての消化管障害作用が少ないお薬ですが、小児には使えません。

薬の鎮痛効果の強さはロキソニン>イブプロフェン>アスピリンの順となります>




以下は、わたしの記事です。

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怖い、怖い、怖い、鎮痛剤の副作用

投稿者:世話人の竹哲です  投稿日:2016年 5月 9日

テレビのCMで、痛み止めが流れるたびに、「こんなクスリを飲む人はおバカだ」といつも思いますね。

「らくらく毛管運動で治ってしまうのに」とも。

膝痛、腰痛その他、痛みは毛細血管を鍛えれば治ってゆきます。
らくらく毛管運動を日課にしている人は、前日、食べ過ぎだと、朝目覚めたときに、指や手首がむくんでいます。
らくらく毛管運動を行うと、すっきりと細くなります。
ただちに効果があらわれます。
つまり、血流が改善されたわけで、それが目に見えるのです。
私は今朝、昨夜のごちそうのせいで、手首がむくんでいました。
らくらく毛管運動を30分。
すると、すっきり細い手首になりました。


痛み止めの危険性は、やっと、世界的なニュースになりました。
プリンスさんが、モルヒネ由来の鎮痛剤の副作用で死亡したからです。
このニュースです。

1日78人ずつ死亡…鎮痛剤の過剰摂取が米国で社会問題化 プリンスさん急死で注目

【ロサンゼルス=中村将】4月に急死した米人気ロック歌手、プリンスさん=享年57=の死因を調べている捜査当局は、鎮痛剤の過剰摂取が原因との見方を強めている。米国では鎮痛剤の過剰摂取が原因で、年間2万8千人以上が死亡しており、社会問題化している。プリンスさんの死は改めて米国社会に問題の深刻さを投げかけている。

 プリンスさんは、ミネソタ州ミネアポリスの自宅兼スタジオで遺体で発見された前日の4月20日、カリフォルニア州の薬物依存治療の専門医に「健康上の深刻な緊急事態」を相談していた。専門医の弁護士が今月4日、明らかにした。

 米メディアによると、プリンスさんは、コンサートなどで高い場所から飛び降りるなどしたため、以前から腰を痛めており、鎮痛剤を頻繁に使用していた。

 捜査関係者によると、プリンスさんの遺体や自宅からは、医師の処方箋が必要なオピオイド鎮痛剤が検出された。捜査当局は麻薬取締局の協力を得て死因の特定を進めている。

 オピオイドは、日本ではがん治療の鎮痛剤などに使用される医療用麻薬として管理されているが、米国では手術時や術後の痛みのほか、急な痛みや慢性痛の鎮痛剤などとして大量に処方されている。使用を重ねると、効き目が低下し、過剰摂取の傾向が強まる。中毒者は約190万人に上るとの推計もある。


「鎮痛剤の不気味な正体」
「クスリは飲んではいけない!?」(船瀬俊介著、徳間文庫)から。

125ページ
<●やめれば痛み、病気も治っていく

これら″痛みどめ″のクスリは大別して三種類ある。
 ①「解熱鎮痛薬」(昔からある)
 ②「非ステロイド系・消炎鎮痛剤」
 ③「モルヒネ」。
 たかが”痛みどめ”なのに、こんなに種類があることにビックリしてしまう。
 安保博士は「消炎鎮痛剤を常用してはいけない」と厳しくいましめる。
「体調が悪い、病気がなかなかよくならない。このような場合は、なにか薬を常用していないかどうか振り返ってみましょう。たとえば頭痛持ちの人や、生理痛で悩んでいる人は、痛みがくるたびに”痛みどめ”(消炎鎮痛剤)を使っていませんか」
 消炎鎮痛剤を「使い続けてはいけない」理由は「作用が強い」「交感神経を緊張させ」「血流障害を起こし」「顆粒球が組織破壊する」「炎症を起こし痛む」……。

 痛みの原因は”痛みどめ”だった

 安保先生の著書『「薬をやめる」と病気は治る』は、まさにいいえて妙。現代医療にたいする皮肉というより笑い話だ。「薬の量をへらしたり、薬をやめたりすることで、現在抱えているさまざまな不調や病気は治っていきます。あきらめることはありません」これこそ、本書がいちばん伝えたい真実だ。
 ”痛みどめ”も同じ。「痛みから解放されたかったら、痛みどめをやめなさい」>

 プリンスさんがハマったのはモルヒネ由来の鎮痛剤。
 ヤク中になるのは当然でした。

<●痛みはクスリ切れの禁断症状

 痛みを引き起こすのは体内のプロスタグランジンと呼ばれる成分。消炎鎮痛剤はこの成分を減らす。よって知覚神経がマヒし痛みは”一時的に”和らぐ。
「痛みが起こるそもそもの原因は血流障害です。消炎鎮痛剤でプロスタグラルンジンの産生を無理に抑えてしまうと、血管が閉じ血流障害はさらに悪化します。知覚が鈍麻して痛みがおさまっても、根本原因である血流障害は改善されないままです」(安保博士)
 やれやれ、痛みがとれた、と安心して”痛みどめ”を飲むのをやめる。すると、身体は血流を再開させるために、再びプロスタグランジンを動員して血管を開く。また痛みがぶり返す。だから、また”痛みどめ”を飲む。まさに、いたちごっこ。
 はやくいえば、消炎鎮痛剤が切れた禁断症状が″痛み”なのだ。
 だから頭痛持ちなら「頭痛薬」が手放せなくなる。病院がドラッグ中毒患者をつくっている。しかし、患者自身は、自分が立派な薬物中毒であることに、まったく気づいていない。
「非ステロイド抗炎症解熱剤で脳症になる!」
 浜六郎医師も警告している。
「動物実験でもこの解熱剤を投与した群は死亡例が10倍に跳ね上がる」>

 鎮痛剤で死ぬ人がたくさんいる、この事実を知りましょう。

<●病院で、はまる”悪魔のサイクル”

 消炎鎮痛剤の悲劇は、さらにここからが始まりだ。
 この薬剤は常に交感神経を緊張させ、慢性的な血流障害を起こす。
「血流障害は全身の細胞の活力を奪い、さまざまな病気を招きます。消炎鎮痛剤を常用している人の中には、血流が途絶えてしまうために冷えや耳鳴り、めまい、頭痛、腰痛を併発している人が少なくありません」(安保博士)

 さらに長期使用していると、「怒りのホルモン」と呼ばれるアドレナリンが増加する。これは毒蛇の毒の二、三倍といわれる毒性をもつ。それが体内をめぐる。だから気分が悪くなる。イライラ、ムカムカする。

「それに連動して顆粒球が増加し、活性酸素が大量発生し組織破壊が進みます」(安保博士)

あなたが腰痛を患って、医者を訪ねたとしよう。
 すると、次のような”悪魔のサイクル″に組み込まれてしまう。
〈腰痛→消炎鎮痛剤を使う→腰の痛みがぶりかえす→消炎鎮痛剤を使う→……交感神経の緊張→顆粒球の増加→血流障害―組織破壊(炎症)→痛み悪化→消炎鎮痛剤の増量……〉「病院に通ってるけど腰痛がひどくなった」という人は、このサイクルに引きずり込まれているのだ。さらに交感神経緊張は〈……リンパ球減少→免疫力低下→発ガン・感染症…‥〉など万病を招き、さらなる悲劇を引き起こす>


<●ズルズル皮膚がむけて死ぬ

「この薬は、文字通り痛みをしずめるのであって、痛む原因をなおすのではない」「鎮痛剤は、中枢神経という人間の身体のいちばん大事なところへ作用して、一時的に苦痛をまぎらしてくれるだけの話である」と田村教授(前出)も警告する。

 この中枢神経用剤は「抗生物質についで副作用事故を多発させる」という。田村教授が取り扱った三九例中三二例が解熱鎮痛剤。たとえば「カゼを引いた女性(五四歳)が感冒剤を服用。全身に粟粒大の丘疹が多発し、顔がむくんではれあがった」(配合された鎮痛剤による)。
「急性骨髄性白血病の男性(28歳)に、鎮痛剤ベンタジンを静脈注射。使用期間7か月で死亡した」
 鎮痛剤の副作用も皮膚に多くあらわれる。いわゆる薬疹である。その皮膚症状で死ぬばあいすらある。たとえば中毒性表皮壊死解離症。薬物の副作用により皮膚がズルズルに溶けていく戦慄の症状……。田村教授は鎮痛剤アミノピリンによる薬疹事例を語る。

「……激痛のため自分で寝返りをうつこともできず、看護師が寝返りをうたせようと背中にさわっただけで、背中の皮膚がむけてしまうほどの症状である。もちろん、この患者は激痛とショックのうちに死亡している」>