さて、佐野ラーメンツアー2軒目は老舗、叶屋さん。
創業昭和48年(西暦1973年)は私と同い年、この時点で創業52年ですね。
こちら叶屋からは大和屋、池田屋などの名店を輩出しています。
佐野ラーメンの歴史において重要なお店です。
例によって長男と二人、サクッと店頭まで到着したのですが・・・
まあ行列ですよねえ。

お店前の記名帳に記名してしばらく待ちます。
と待つこと20分くらいでしょうか?
名前を呼ばれて着席!
ご注文は、手打ちラーメンと餃子3個。
ちなみに長男も手打ちラーメンです。
しばらくの後に運ばれてくる手打ちラーメン。

ほう、これはいいラーメンだ。
思わず孤独のグルメ、井之頭五郎さんの名言が飛び出すビジュアルです。
真上から見ると顔に見えなくもない、個性的な具材の置き方とそのヴィジュアル。
ラーメンに見惚れていると餃子が運ばれてきました。
餃子も大きくてよいヴィジュアルですね。
「見ただけで美味しいとわかる!」なんてグルメレポートで言いますが、このラーメンと餃子、まさにそう言って良いシチュエーションです。
じゃあ、まずスープから。
油脂がほとんど浮かないさっぱりスープ、時は昭和だった頃、今ほどラーメンに多様性が認められてなかった頃、ラーメンのスープにおいて、こってり/あっさりの戦いがありましたが、これは"あっさり"の急先鋒だったことでしょう。
でもこれはじんわりと美味しいスープですね。
そして麺。
佐野ラーメンですから青竹打ちなんですが、これすごいですね。
たぶん加水率は50%前後の多加水麺、青竹打ちのお店によくある、力づくで小麦粉のかたまりを伸ばして、しなやかさが無くなった麺も少なくない中、これは!
正直先ほどの新鋭店、麺屋貴の麺がとても良かったので、オールドタイプの叶屋の麺はそれほどでもないのでは?ノスタルジーの為のラーメンでは?と思っていたのを、先のスープと、こちらの麺をいただいて訂正いたします。

そこまでスープと麺の話をすると付け足しみたいになっちゃいますが、この巻いたバラシャーシューも良いですね。
あっさりとしたラーメンの中に肉というボリュームを与えてくれます。
スープと麺がしっかりしているからこそ、チャーシューやメンマも美味しくなければ居並ぶことができません。
餃子もいただきましょう。
もちもちの皮はおそらく自家製でしょう、それに包まれた野菜たっぷりの餡が優しく感じます。
ということで最後はなるとショット!
全く意味はありませんが、なるとが乗っているラーメンだと最後まで取っておいてこれをやります。
このラーメンと餃子、創業当時の味とは違うと思いますが、現状に満足せず進化し続けた結果がこのラーメンなんでしょうねえ。
慈悲深い、佐野ラーメンの歴史に触れることができる一杯。
ごちそうさまでした。
ではでは







